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イタリア!小さなまちと田舎の旅

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公開 メンバー数:399人

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  • from: ぐら姐さん

    2006年07月21日 06時31分40秒

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    ウルビーノ

     行きたかったのに、立ち寄りにくくて行けなかったウルビーノに昨年夏、やっと行ってきました。
     イタリア半島のアドリア海側の真ん中辺り、アンコーナの少し北にあるペーザロから、バスで50分のところにある街です。

     ウルビーノは、ラファエッロの生まれたまち、賢者と言われたルネッサンス期の君主、フェデリコ・ダ・モンテフェルトロの時代に
    繁栄し、素晴らしいまちづくりを遂げた小都市です。
     ここのドゥカーレ宮殿は、華美なつくりではありませんが、上品な美しさを極めた感があり、この中にピエロ・デッラ・フランチェスカの名画、「セニガッリアのマリア」「キリストの笞打ち」などが展示されています。

     この写真は、まちの一番高いところにある公園から見たドゥカーレ宮殿です。

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    Lucia suu nasakura

コメント: 全17件

from: ぐら姐さん

2006年07月26日 05時56分12秒

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「ウルビーノ街角3」

 夕暮れの街角です。明日からお祭を控えているので、カラフルな2色の旗のような飾り(青と黄色、緑と白、赤と白など)が道の上に張られたワイヤーに吊るされています。さてこれから何を食べようかしら…というときに撮ったものだったでしょうか。

 この日は、ワインを売りにしている店に行ったのですが、ハズレではないけど、当たりでもない、混んでいる割にどうということのない店でした。

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from: ぐら姐さん

2006年07月25日 23時41分00秒

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「サン・ジョバンニ祈祷所」
 サン・ジョヴァンニ祈祷所(礼拝堂と訳しているものの方が多いようですが)は、建物の外はとても地味な、小さな小さな祈祷所です。

 でも中に入ると、思わずうわあ…と声を上げてしまうほど、壁いっぱいの、鮮やかなフレスコ画。

 正面に「十字架磔刑図」、そして側面の大きな壁に「聖ジョヴァンニの生涯」が描かれています。サリンベーニ兄弟の後期ゴシック様式のフレスコ画とのこと。

 ここは、光の関係で、午前に行くのがベストとのことで、わざわざ時間を選んで訪れました。

 私が行ったときは、誰もいなくて、この小さな空間にあふれんばかりの美しいフレスコ画の世界を独り占めしてきました。

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Lucia suu nasakura

from: ぐら姐さん

2006年07月25日 06時47分21秒

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「Re:いつも楽しみにしてる読者のひとりです」
あれっつぉさんも行かれたのですね。
本当にいいまちですよね。あそこは、また行きたいまちのひとつです。

> 私は写真が一枚もないので、たぶん写真撮っちゃだめなんだと思って撮らなかったんだと思います。

いいのか悪いのか、書いていなかったように思います。
撮っていてもダメと言われなかったので、撮りました。
でもフラッシュは使いません。

> 友人は近寄りすぎて警報のブザーを鳴らしたり、「Don't touch!」と注意されてました(笑)でも、それくらいすごくてすばらしかったです。

あはは。でも本当に上品で、緻密な美しさですから、ぐっと寄って見たくなりますよね。

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from: あれっつぉさん

2006年07月24日 22時43分56秒

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「いつも楽しみにしてる読者のひとりです」
こんばんは。
おいしそうな写真や素敵な写真、いつも楽しみに見せてもらっております。

私は絵ごころは無いので、旅行の際は食べ物は写真に必ず撮ってます。

ところで、ウルビーノ、行きにくい場所ですが私も昨夏がんばって行ってきましたよ。ドゥカーレ宮殿の寄せ木細工には感激しました。でも、写真撮って良かったんですね。私は写真が一枚もないので、たぶん写真撮っちゃだめなんだと思って撮らなかったんだと思います。
友人は近寄りすぎて警報のブザーを鳴らしたり、「Don't touch!」と注意されてました(笑)でも、それくらいすごくてすばらしかったです。

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from: ぐら姐さん

2006年07月24日 21時51分37秒

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「ラファエッロ、少年時代のフレスコ画」

 壁に、彼が15歳の頃に描いたといわれる聖母子のフレスコ画があります。ラファエッロらしい、慈愛にあふれた母の顔に惹きつけられ、しばし立ち止まりました。(これもNO FOTOと言われる前に撮ってしまいました。ごめんなさい。)

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Lucia nasakura

from: ぐら姐さん

2006年07月24日 21時46分27秒

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「ラファエッロの家」
 ラファエッロの家の内部です。写真を撮ってはいけないらしかったのですが、知らずに撮ってしまいました。そのあと数枚撮ったところで、NO FOTOと言われて、その後は止めましたが。

 ラファエッロのお父さんも、絵を描くことでそれなりの収入を得ていた人だそうで、家は豊かな感じがしました。ただ、ラファエッロは、子どもの頃に母を亡くし、その後継母には辛い扱いを受けたそうですが。

 ラファエッロの寝室などもその当時の様子が分かるように残されていて、ああこの空間で彼が生きていたのだ・・・と感動しました。

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Lucia nasakura

from: ぐら姐さん

2006年07月24日 07時30分15秒

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「Re:イタリアの文化」
> イタリアって、古いものを修復しながらとても大切にして
> 暮らしの中に歴史や美術が生きている事がすばらしいですね。
> その中で育っていくからセンスが磨かれるのでしょうね。

 本当にそう思います。人々が、そのことに誇りを持っていますね。

> それにしても、ぐら姐様の旅日記もそのままレシピ本か、
> 絵はがきにしたいくらいかわいいですね。
> そうとう食べるのがお好きと見えます。

 ありがとうございます。本当に食べることが大好きで、旅の目的の半分を占めていると思います。

 この写真は、ドゥオーモ前の広場(というほど広くもないけど)からパラッツォ・ドゥカーレを見たところです。みんな日陰を歩いているのが、いかにも夏らしいでしょ。

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from: a-popさん

2006年07月23日 17時19分49秒

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「イタリアの文化」
坊やの表情、とてもかわいいですね。
寄せ木細工も、ドゥカーレ宮の建物も美しい!
イタリアって、古いものを修復しながらとても大切にして
暮らしの中に歴史や美術が生きている事がすばらしいですね。
その中で育っていくからセンスが磨かれるのでしょうね。

それにしても、ぐら姐様の旅日記もそのままレシピ本か、
絵はがきにしたいくらいかわいいですね。
そうとう食べるのがお好きと見えます。

私はイタリア旅行の食事はいつもアンティパストとサラダをいただいたら、
セコンドの途中でギブアップって言う感じでした。

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from: ぐら姐さん

2006年07月23日 10時33分29秒

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「古典楽器のコンサート」

 私がこのまちを去る日から、このまちの祭が始まることがわかり、がっかりしていましたが、なんと前夜に、パラッツォ・ドゥカーレの中庭で、古典楽器のコンサートがあるとのこと。

 詳しいことは書いていなかったのですが、行ってみたら入場無料で、だれでも気軽に聴けるものでした。

 予定より30分以上遅れて始まりましたが、やわらかな、温もりのある音色の楽器、それに乗せて歌われる素朴な歌、心に沁みいるコンサートでした。

 写真手前の坊や、家族から離れて、ずんずん前に来て柱の下に腰掛け、演奏に合わせて体を揺らしながら聴き入っていましたが、ときどき、家族がちゃんといることを確かめては、また聴いているのがとても可愛らしかったです。

こういう子どもが、将来音楽家になるのでしょうか。

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Lucia nasakura

from: ぐら姐さん

2006年07月23日 10時18分21秒

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「寄木細工の絵」

 これも寄木細工の絵です。書斎一面が、このような絵で飾られています。

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Lucia nasakura

from: ぐら姐さん

2006年07月23日 10時15分16秒

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「パラッツォ・ドゥカーレ内部」

 宮殿内には、華やかな壁画や天井画はありません。でも白か、白に金を重ねたていどの、落ち着きのある漆喰細工が実に精巧で見事です。この扉の絵は、実は寄木細工です。寄木細工の絵なのです。
 宮殿内の色は、すべてこのように白と木の色、そして少しの金です。そしてその中に、ピエロ・デッラ・フランチェスカの「セニガッリアのマリア」「キリストの笞打ち」などの見事な絵画が飾られているのです。

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Lucia nasakura

from: ぐら姐さん

2006年07月23日 10時08分25秒

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「パラッツォ・ドゥカーレ」

 ドゥカーレ宮殿の入り口から中庭に入るところです。初めに書きましたが、このまちは、賢者と言われたルネッサンス期の君主、フェデリーコ・ダ・モンテフェルトロの時代に繁栄し、素晴らしいまちづくりを遂げた小都市です。
 このドゥカーレ宮殿は、華美なつくりではありませんが、上品な美しさを極めた感があり、フェデリーコのセンスの良さを感じます。

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Lucia nasakura

from: ぐら姐さん

2006年07月23日 09時52分15秒

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「Re:Re:そして食事、その2」

> 私は細長いスティック(*^^*)食べまくりました(^-^)v

 それは、グリッシーニですね。トリノ名物だそうですが、いまやイタリアのどこででも出てきます。手焼きの、少し太めのものもありまよ。

> 新婚旅行で行ったイタリアのツアーは 自由時間が多いツアーで人数も少なく、添乗員さんも、現地ガイドさんも サプライズで穴場に連れてってくれたりして はじめてのイタリアを満喫してきました(^^)

 いいツアーに参加されましたね。ツアーでも、自由時間があり、時間に余裕のあると、気持ちにもゆとりを持てますからね。どんな穴場に行かれたのでしょうか?スポレートのサン・ピエトロ教会もその一つですか?

> しかし私は、食べたものの名前とかあんまり覚えてないので(..)ぐら姐さんのお話をよんでただただ想像を張り巡らせイタリアを思い出しています!

 私は、食べることにとても興味があるので、写真を撮ったり、絵を描いたりしてます。それに旅行中は旅日記を毎日書いています。絵は、こんな感じ。

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from: ともんてぃんさん

2006年07月22日 11時18分31秒

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「Re:そして食事、その2」
ぐら姐さん のお話 よだれものですね(^^)なんだかイタリアのレストランの様子が目に浮かびます!私は細長いスティック(*^^*)食べまくりました(^-^)v
新婚旅行で行ったイタリアのツアーは 自由時間が多いツアーで人数も少なく、添乗員さんも、現地ガイドさんも サプライズで穴場に連れてってくれたりして はじめてのイタリアを満喫してきました(^^)
しかし私は、食べたものの名前とかあんまり覚えてないので(..)ぐら姐さんのお話をよんでただただ想像を張り巡らせイタリアを思い出しています!

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from: ぐら姐さん

2006年07月21日 20時08分37秒

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「そして食事、その2」
 アンティパストに続いて、ミックス・サラダもすぐに出てきて、美味しくいただいていると、店のオヤジさんが、プリモとしてオーダーしたカッペッレッティ(小さな帽子形のパスタ。チーズ入りでした。)も運ぼうか?と訊いてきました。「いろんなものをあれこれと食べた方が楽しいでしょ」と。

 イタリア人にそんな発想をする人がいるとは、オドロキ。で、そういう食べ方は結構好きなので、持ってきてもらい、パスタを食べてハム、サラダ、そしてまたパスタ…と楽しみながらいただきました。

 そのカッペッレッティ、トマトクリームソースなのですが、名前の分からない茸も入っていて、なかなか美味。しかも生の黒トリュフが上に削りかけてあります。ああ、クリームソースやカッペッレッティの中身のチーズとトリュフも相性抜群。思いがけない美味しさでした。

 ドルチェにティラミスをいただき、カフェも飲んで、なんとなんと26.50ユーロ!ローマ辺りなら、このパスタと水、コペルトだけでこの値段でしょ、という感じ。財布にも大満足の店なのでした。

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from: ぐら姐さん

2006年07月21日 19時51分25秒

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「そして食事」
 スポレート、ウルビーノ共に山の中のまちで、黒トリュフの産地です。 夏に採れるトリュフと言うのもあって、生のものを売ってもいましたし、レストランのメニューにも黒トリュフを使ったものがたくさんありありました。

 坂を上って上ってたどりついたホテルのすぐ近く、イタリアでは珍しい、2階にあるリストランテを発見。メニューを見ると結構安くてよさそう。

 何気なくオーダーした、アンティパスト・ルスティコ(rustico農民の、とか田舎の、の意味)に、 生ハムやコッパ、チーズなどの盛り合わせと別盛りで小さなブルスケッタが4切れ付いてきました。

 写真の奥の小さな皿。3切れのように見えますが、4切れで、トマト・チーズ・ハム乗せ1切れ、トマトとチーズ乗せ2切れ、そしてなんと右側の、ほうれん草でも入っているように見えるのが、なんとなんと 刻みトリュフ入りのオムレツを乗せたものだったのです。びっくり。

 運ばれてきたとたんによい香りがして、一番に食べたら、むふん、と鼻腔に香りが広がり、あ〜あ幸せ。すご〜く美味しい!やっぱりトリュフは卵との相性が最高です。

 生ハム類も、一人分とは思えない量!ワインを1/2Lいただいて、ゆっくりいただきました。トスカーナもそうですが、ここウンブリアも、ハウス・ワインのレベルが高くて、ローマやミラノとは大違い。やっぱりワイン自慢の田舎はいいです。



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Lucia nasakura

from: ぐら姐さん

2006年07月21日 19時24分49秒

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「ウルビーノの街角」

 坂の多いまちです。バスターミナルは、まちの入り口の門のすぐ外にあり、予約していたホテルまでは、歩いて5〜6分ほどのつもりでいました。

 実際には7〜8分で行けたので、予想外に時間がかかったわけではありませんが、ホテルまでずうっと上り坂でした。しかも結構な勾配の。もう汗だくで、ハアハア言っちゃいました。シチリアからのお土産も入った、重たい荷物を転がしてでしたから。しかも石畳。

 でも坂の多いまちって、景色がきれいで好きです。遠くだけでなく、まちもきれいに見えて。
 
 ここの大学は、外国人向けの夏だけのイタリア語講座があるそうで、このまちなら、滞在して通うのもいいかな、なんて思いました。レストランも美味しかったし。(重要なポイント)2〜3年後ぐらいに行ってみたいと思っています。
 

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Lucia nasakura