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from: 生成門さん
2012年10月09日 13時09分10秒
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ハミルトンはプラトン主義者
ハミルトンはプラトン主義者
<四次元能版エヴァンゲリオン:イデア進化論=SF能>
人間の思考や思想、感情、気質には系譜がある
http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100111763989
の続きです。
ハミルトンの四元数(クォータニオン)が進化の系統と連続した系譜だとすると、そのハミルトンはどんな系譜なのでしょうか?
ハミルトンはコール・リッジの思想を引き継いでいることははっきりしているのですが、そのコール・リッジはライプニッツやプラトンやカントをすべてではないにしても、かなり部分を引きついているようです。
詳しくは高山信雄氏のコール・リッジの芸術論の形成を参照にしてください。
コウルリッジの芸術論の形成
一極理論と無意識概念の系譜一
http://repo.lib.hosei.ac.jp/bitstream/10114/4324/1/kyoyo32_takayama.pdf
「老水夫の歌」の改訂について http://sun.econ.seikei.ac.jp/~hara/gyoseki.txt
「老水夫の歌」の改訂によれば、コール・リッジは想像力論をプラトン的流出説に陥ることなくキリスト教的存在論の線でまとめあげようと努めたが、満足出来なかったと筆者は判断し論じています。従って、コール・リッジはプラトン主義者だと言ってよいでしょう。そうであるならコール・リッジに続くハミルトンもプラトン主義者だといってしょう。
人間のタイプをこう単純に二分するのは乱暴かも知れませんが、二分して統一して三項関係を作るというのはプラトン主義者の思考の常套手段なのかも知れませんがその専売とは言えません。
陰陽論や弁証法も三項関係がありますし、四次元能が取り上げたパースも三項関係でした。二分するのはアリストテレス主義者だってやるのでしょうしね。
「二分する」というのは認識の基本なのでしょうが、二分された人間がいるというのは存在の基本なのかもしれません。もしそうなら、人間には二つのタイプの原型があるということです。それがプラトンか、アリストテレスかということになるのですが、これだと理解するのが難しいですので、プラトン=理想、アリストテレ=現実と置換してみると分かり易いかもしれません。
企業では問題が起きると、その解決方法を巡って、必ず、理想論(こうあるべき)と現実(こうある)とが対立して論争を始めます。こうした対立なら分かりやすいですね。しかも世界のどこでもあるパターンですから根っこは一つなのかもしれませんね。
続く-
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