いろいろさまよって、結局たどり着く『一冊目のロシア語』。何度も挫折した末に、ロシア語が初めて身につき、疑問の大半が氷解。この本に出遭って目からうろこでした。今までの苦労はなんだったのかと腹が立ち、一読者として勝手ながらサークルを立ち上げました。 　最近のロシア語教科書は旅行会話を水増ししたようなものが多く歯切れは良いが生半可なものばかり。読みやすさに引かれると危険なものすらあります。その中で本書は異色です。語学マニアの私は、このように感じてサークルを開きました。 　ここでロシア語やその他の外国語の学習の問題、楽しさなどの情報を交換しましょう。 　ことばを学ぶことは、生きることそのもので、全く知らない世界の扉を開いてくれる楽しい活動。初心に帰って、素朴な疑問を語り合う場にしませんか。 ―本サークル― 　　『一冊目のロシア語』中澤英彦著でロシア語を学んでいる読者、あるいは教えている教員が、広くロシア語やロシア文化・社会全般についての疑問を投げあい、解決する場所です。 　１．ロシア語学習書は多いが、近年久しぶりに出版された、本格的な入門書である『一冊目のロシア語』を軸にまずロシア語をしっかり学び教える事を目的とする。 　２．メンバーの質問がたまった段階で、著書に代表質問をし、著者から回答を貰う。それを「Q　&　A」という形で掲示する。 　３．読者一人ひとりがロシア語やそのほか外国語全般についての疑問を出し合い、皆の知恵で解決し、学習や研究を明るいものに変える事を目的とする。 　４．ロシア語や他のスラヴ語、ロシア語を取り囲む諸言語・文化の情報交換をおこなう場とする。