「Re:【第30章】」
>【第30章】
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>【本当に人生を楽しめる年齢とは？】

そんなものはないのじゃないかな？
●●をクリアーしたから人生が楽しめるというのは何かが違うような気がする。
人生を楽しむ為の決まったルールなんてのはない。
それぞれの価値観が違うのだから、楽しむ為の条件はそれぞれの個人による。

しいて言えるとすれば、楽しい時はそのことに気がつかない。
振り返った時に「楽しかった」と比較出来るだけだ。

明日はきっと楽しいだろう、と想像は出来る。
昨日は楽しかったと、振り返る事も出来る。
でも、
「今、オレは楽しんでいるのか？」
と疑問を持った時にはすでに楽しんではいないんじゃないかな。

楽しんでいる時は、それに夢中になっているのだから。

>〜過去の自分を振り返って賛美している奴の人生はすでに終わっている〜

過去の自分を賛美している奴が終わっているんじゃなくて、この先の自分の可能性を信じられない奴が終わっているのだ。まぁそういう奴が過去の自分を賛美しているんだとも言えるか。
過去の自分に挑戦しつづけている限り、もっと凄い自分と出会える可能性があるんじゃないかな、と思う。
挑戦し続けるってのは過去の自分を否定して未来の自分を肯定しようとする事なのかもしれない。


加齢と時間の圧縮については、たぶん経験が時間を圧縮していくんだと思う。
同じ経験を繰り返すと、それは当たり前の事になってしまう。当たり前の出来事の中に埋もれてしまえば、時間はどんどん圧縮されてしまう。

初めての出来事に対して覚える、驚きや、不安、ヨロコビ。そういうものが年齢の経過とともに減っていく。

食べ物について考えてみる。子供の頃には、今まで食べたこともないおいしいものとの出会いに満ちている。しかし年齢を重ねれば、今まで食べたこともないおいしいものとの出会いはどんどん少なくなっていく。

楽しい、あるいは豊かな人生というのは新しい経験との出会い、感動をいかに持ち続けるかという事じゃないだろうか？