ｲﾗｸ戦争に関しては日本は全く関与しないと決めた方が良かった、という結論は、日本は小国主義でやっていきます。という将来像を声高に言っている事に気付くべきです。
ｲﾗｸ戦争の背景、経過、結果について日本は単なる傍観者になりつつある。それを取り繕うように小泉はﾌﾞｯｼｭに対してﾊﾟﾌｫｰﾏﾝｽを駆使している。
ｲﾗｸ戦争とは何なのか？漠然とした問いですけど、ｱﾒﾘｶにとっての今の時点での驚異がﾃﾛでも社会主義でもなくて、ﾕｰﾛと元だという事実を踏まえて、今のｱﾒﾘｶ、欧州、中国の三極構造を鳥瞰すれば、容易に理解できます。
つまり日本は、ｲﾗｸ戦争を通して、9.11事件以後形を変えた世界情勢においてもｱﾒﾘｶに追従する事を宣言した訳です。
僕は正解だと思います。今の時点では北朝鮮問題で蚊帳の外、東南ｱｼﾞｱ地域にも大した発言権も持てないような情けない状態ですが、むしろ内需に目をむけて日本がとるべき明確なﾋﾞｼﾞｮﾝを確立するためのちょうどいいｲﾝﾀｰﾊﾞﾙになっていると思います。
お得意のあいまいな戦術によって世界に取り残された日本、今のまんま中途半端に外にばっかり気を使う暇があったら、今の時間を無駄にせず、国としての地盤を固めるほうが先決です。