極論かもしれませんが、この類の若者って、20年・30年前は そうは居なかった気がします。なぜでしょう？ その頃と明らかに違うことと言えば、指先だけでコミュニケーションでき、人と対面しなくても時間を過ごせるような世の中になったことでしょうか。
相手の目を見て挨拶をし、口から発する言葉で表情豊かに自分の気持ちを伝える。行動で相手に誠意を伝える。社会生活では当たり前のことだけど、こんなふうに人間と関わることが苦手な若者が増えているんじゃないでしょうか。
ゲームやインターネットがすべて悪いとは思わないけれど、人と関わらなくても生活できることは、とても問題だと思います。自分の部屋から一歩も出なくても生活できちゃったら、社会性なんて育たないですよね。

小さい頃から仕事を与えられないのも問題だと思います。家庭の中で、家族の一員として仕事をし、褒められることで自分の存在価値や人のために働くことの喜びを知る。そんな当たり前のことが、経験できていないのも不幸なことです。仕事よりも塾が優先され、また便利になりすぎて子供に仕事をさせなくなった家庭教育にも問題があるのでは？と思います。