ちょっと先で転んで
痛かったから
もうこの道歩くのやめた

見上げるほど遠くて
たどり着けそうにないから
もうこの道歩くのやめた

そうやってやめてきた道は
今どれも輝いて見える

今歩いている道が
果たして

合っているのか　合っていないのか

そんなことを教えてくれる人が
すぐ傍にいたら
どれだけ幸せなんだろうね？

妥協せずに歩いた道が
良いこととは限らない

妥協してきた道だから
今がある

私にはそんな　博打のような
人生を歩むことはできなかった
いや　まだ歩んだことがない

いわば　ヒヨッコなんだよね

道を作ることは簡単だけど
その道を歩くことは至難
だからみんな夢を描いて
作った道を想像だけして想い果ててる

中には本当に歩いた人たち
良かったのか　悪かったのかは
想像を超えた
その道を歩いた人のみが知る

この世に存在する全ての道に
「良い道」なんてあるのかな？

どれも山や谷ばかりで
平らなモノなんてありゃしないよね

夢があるから歩いてる

その先にあるモノを信じて歩いてる

仕方ないから歩く

もうここしかないから歩いてる

無心で此処を　歩ける者などいない

私はどの想いで
あなたはどの想いで

それぞれに伸びてるそれを見てるんだろうね？

なるように　成るように
祈りながら皆　歩いていくんだよね
その道に落ちてる　
いろんなモノを集めてさ
そんなこと　考えもしないだろうけど
いつのまにか

そうやって生きてることに気が付く

過去の凄腕預言者が
予言をはずしてしまうほどの今だから
だれも　その道の先は分からないけど

上向いて　鼻歌一つ歌いながら

なるように　成るように

それぞれの　道を歩いていくのさ