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木漏れ日の路

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  • from: たけぞうさん

    2011/08/28 23:00:23

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    TVから「イヌイットの暮らし」

    みなさん、こんばんは

    昼間は暑いけれど日が沈んだ後の
    コオロギが鳴き出す頃になると
    ひんやりと涼しさが感じられます

    ちょっと長くなりますが今日の感動を
    だらだらと書かせて頂きます

    最北の地シオラバルク、氷の大地グリーンランドに
    日本から住み着いた大島さんと子供と孫の暮らしを
    追っている

    圧倒的な自然とその中で生きるためにする殺生の
    すさまじいまでの荘厳さが私を身じろぎさせずに
    画面に引きつけた

    私自身は小さな漁村で幼年期を過ごしたから
    生きるための魚に対する殺生は、なんの違和感もなく出来るし
    今も釣りで捕った魚は骨までしゃぶるのは何とも無い

    魚をさばくために魚の頭をへし折り、1mを越えるスズキの
    えらに包丁を入れ締め、30cmを越える刃渡りの出刃包丁を
    使って太い中骨を断ち割る
    そんな事は魚だから出来るが

    しかし、鳥、四つ足の獣、足のある生き物には亀ですら
    殺生する事が出来ない

    現代人は生きるための殺生を他の人にゆだねて
    命の荘厳さを忘れたままその命を生きるために食している

    鯨の捕獲、食べる習慣もやり玉に上がって居るけれど
    直接殺生の場で手を血でを汚さずに
    牛や羊を食べながらの日本人の食生活習慣に対する
    「知的な生物に対する冒涜」うんぬんの批判は
    自らの生きるために殺生をする行為を自覚していないのだと
    思われる

    鳥を網で捕り肋骨をおり心臓をつぶして活け締めをする少年
    オットセイを仕留めた父がナイフで削ぐレバーをほおばり
    自然からのビタミンと養分を身に取り込む少年

    口の周りを真っ赤にして発酵させた鳥の身をむさぼり食う少女

    トナカイを仕留めてとどめを刺す父の姿を追う少年の
    顔の歪みが生きるために生き物を殺す殺生に対しての
    少年の畏敬と恐れの感情が生きるための厳しさを
    学習しているように思えた

    少年が狩人として父の後を継ぐ時には
    温暖化の影響で凍らない海、保護主義による
    捕獲制限など、厳しい現実が待ち受けていると思う

    生きるために生き物を殺生している
    そのことをマジマジと私の前に突きつけた
    イヌイットになった日本人と孫の「イサム」の
    生きる姿に圧倒されたドキュメントでした

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