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from: 4TAROさん
2004年11月13日 23時12分40秒
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第66号②「介護等体験日記(養護学校編)-2日目-」
今日の場合の流れは、以下の内容だった。
①:朝の会、②:つくってみよう、③:おかねの勉強、
④:日記&給食準備、⑤:自由活動
昨日の内容を見てみると分かるが、これは小学部6年生の学習の内容である。
養護学校での教育課程は通常の小学校の課程とは違い、教科といった授業の割合が
少なく、日常生活の上で役に立つような授業をメインにしているところもあるため
である。無論、これは学年・クラスで異なり、中には障害の大きさによっては本当に
基本的な生活の指導を行うだけのところもある。また、行う内容も通常の学年よりは
難易度を落として、それぞれの子供たちにあった学習を行っているのである。
さて、ここで学習の様子に戻って、これらの時間を通して感じたことは、
子供たちは何か物を作っているときも、ちゃんと集中してやっていると
同時に担任の先生の言う事はちゃんと守っていて、子供たちと先生との
信頼関係が強いんだなぁと改めて痛感しました。私もいろいろ子供たち
のお手伝いをしましたが、ときどき言うことを聞かないこともあり、
悩んでしまったこともありましたが、先生からは「指導の仕方はなかなか
簡単なものではないです。寧ろ指導方法だけがすべてではないですよ。」
というような言葉をかけてもらった時は気が軽くなりました。
その後、他のクラスの子供と遊ぶ機会があり、多くのことを体験しましたが、
やはり2日間通して感じたのは、子供は素直であること。体験終了後の担当の
先生との懇談でも、出ていたのですが、話をしっかり最後まで聞くこと、言葉
をかけるときも子供の立場に立って目と合わせて話をすること、先生と子供の
信頼関係がないと面と向かって接することはできないこと、を改めて再確認
できたのが一番大きかったのではないかと思いました。実際に、自分自身、
配慮に欠けてしまったところが多々あったので、いい機会になりました。
ということで、この2日間は改めて教師とは何かを考えさせられた期間でした。
本当に養護学校でお世話になった先生方ありがとうございました。体験終了ー
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