警告！！！
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倒したラストのトライポッドから死掛けのエイリアンが出てくる（手だけ）シーン、
衝撃的でした。完全に「Ｅ・Ｔ」の否定でした。自虐ネタ、パロディと取れなくもないですが見ようによっては全否定とも取れますよね。しかもアメリカという国が異文化の人間とどういうコンタクトをとるかという意思表示のようにも見て取れる。裏テーマみたいなものがかなり色濃く影を落としているかな・・・こんなこと普通は言われなきゃ気づかないことだったりしますが、露骨にわかっちゃう（笑）それだけ湾岸戦争以降、9.11以降、あの国は追い込まれているんですねぇ。映画自体、悪い出来じゃない、むしろ面白いのですが、この裏テーマの読解は大変に興味深い。この間の大統領選にハリウッドをはじめとするアメリカのショウビズ界はかなり深入りしている感があります。もちろんそれ以降の政治にも急接近です。映画がネオコンサバティブのていのいい広告塔にならないことを祈らずに入られません。