百聞は一見にしかず。この言葉がものの見事に当てはまる映画。　

「少林少女」のYahooでのﾕｰｻﾞｰﾚﾋﾞｭ！最悪なんてもんじゃありません。これらを読んで観に行くのやめようと何度も考えましたが、ｴｲｯと気合一閃観に行っちゃいました。あれだけ酷評聞いてたもんだからさぞかし酷いと思いつつ15分20分30分と経過・・・そんなアラないじゃん？なんで皆こんなにﾑｷになって非難するんやろと???が頭の中に充満。

たしかにB級映画です。ﾊｲ認めます。でも最初に少林拳の総本山で僧侶が闇の方向へ凛(主人公の名前)がいかなければ良いと示唆しているし、凛(柴咲ｺｳ)も少林拳(少林寺ではない)を広めたいとの決心をキチンと宣言してました。そして物語はその通り忠実に進行します。

なのに寄り道して、ﾗｸﾛｽという球技の部活に入部、そこで観客は少林ｻｯｶｰよろしく熱血ｽﾎﾟ根ものだと勘違いするものだからｽﾄｰﾘが変だと錯覚して騒ぐんですね。

たしかに　B級です。映画のﾊﾟﾛﾃﾞｨだらけというかそのまんまのﾊﾟｸﾘです。ﾍﾞｰｽが「少林ｻｯｶｰ」そしてﾌﾞﾙｰｽﾘｰの「死亡遊戯」「ｷﾙﾋﾞﾙ」の名ｼｰﾝ食い放題です。でも笑ってすませる許容範囲だった。

なんと言っても見所は　柴咲ｺｳの本気ﾓｰﾄﾞのｶﾝﾌｰｼｰﾝです。ﾒｲｷﾝｸﾞｼｰﾝで顔のｱｵﾀﾝみちゃったんで　変な感情移入、入ったみたいです。柴咲ｺｳの姿勢が良い。特に腰がﾄﾞｯｼﾘ落ちてて目がｷｯとひきしまっててね。　

ﾗｽﾄﾊﾞﾄﾙが皆さんお気に入らない方多いと思いますが、ﾄﾞﾗｺﾞﾝﾎﾞｰﾙ・ｽｰﾊﾟｰｻｲﾔ人同士のﾊﾞﾄﾙの実写板だと大目にみていただければ、娯楽映画ですからね。それなりに楽しめるもんです。


★★★★★★☆☆☆☆