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from: 北都の平八さん
2008年10月27日 08時28分20秒
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路上ライブ第63節〜大阪戎橋 その2
つづき
で、ひっかけ橋(戎橋)に行くと…
人少なっ!(゜ロ゜ノ)ノ
なんぼ日曜の深夜とは言え、ひっかけ橋にこんなに人がいないのを見たのは初めて
まぁこんな日もあるか
(6 ̄  ̄)
と思い、路上ライブを再開しましたが、やっぱ人通りが少ない
たまに立ち止まってくれる人もいたけど、皆さんすぐ去ってしまう
(´・ω・`)ショボーン
それでも頑張ってやってて
さて、そろそろ終わりにしようかのう
と思ったらギャラリーが現れるパターン
まだやれ!って御仏のおぼしめしなんすかね
f(^^;
ある若者グループの時にレパートリーリストを渡すと
「この数字なんすか?トチり確率?じゃあえて確率の高い曲を…」
てんで選んでくれたのが斉藤和義の「歌うたいのバラッド」
ハードル高っ!
何度かトチりつつ歌い終わると
「数字の割りにトチらなかったですね〜(笑)」
若者達が去ってしばらくすると自転車に乗ったおっちゃんが現れた
「お兄さんどんな曲やるの?おっちゃん、歳やさかい最近の歌はようわからへん」
少しなら演歌もやれまっせ
と、つられて変な関西弁で答える
「舟歌」を歌うとすこぶる反応が良かった
「お兄さん、まだここにおる?ちょっと待っとって」
と言って姿を消し、しばらくすると
「これコーヒーにオニギリやねん。食べておくんなはれ」
と袋を手渡してくれた
「もっと聴かせてな」
と自転車から釣り用の小さい折り畳み椅子を取りだし、オイラの横に座った
その間も何度か若者グループが現れ、リクエストに応えて歌った
おっちゃんはワンカップをチビチビ飲みながら横で聴いてくれてる
人が途切れるとあれこれ話かけてくる
けど酒のせいか話の内容があっちこっち飛んでたまに理解不能になる
( ̄▽ ̄;)
でも、凄い気に入ってくれたのは判ったんで悪い気はしないですな
そんなこんなで時間も過ぎ、そろそろ終わりにしようと思い
おっちゃん、おおきに!
大阪の人ならこの歌知っとるよね?
と「旅的途上」を歌った
横目で見るとおっちゃん、しきりに目をこすってる
目でも痒いんかいな?
と思いつつ歌い終わると、なんとおっちゃん、涙目になってた
ええ!
オイラごときの歌で人を泣かすなんてエライこっちゃ!
つか、なまら嬉しい!
ほならおっちゃん、もう一曲サービスや!
と今度は「野風増」を歌った
また同じように瞼をこすってはる
嬉しいなぁ…
メチャメチャ嬉しい!
おっちゃん、酒せいもあるんやろうけど歌で人が泣くなんて
まさに歌い手冥利や!
こっちも釣られてついホロリと来そうになった
最後はおっちゃんと二人でグリコの看板をバックにパチリ
今回も楽しくも嬉しい路上ライブでした○
あと
大阪及び関西の皆さん
今更ながら北海道人が変な関西弁になってごめんなさい
関西弁に囲まれると移るのよ
f(^^;
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