つづき

　そんなこんなで四時間くらいやったかな?

　ナンボ東京とはいえ昨夜は寒く、最後の方は指が上手く動かなくなったし

　そろそろ帰るっていうサンジ君やミホちゃん、お仲間さん達とまた話させてもらった

　俺
　いや〜、ミホちゃんはやっぱ上手いね〜
　オイラ的にはトップクラスだよ

　サンジ君(以下、サ)
「いやいや、まだまだ
　あまり誉めたらいい気になるんで(笑)」

　俺
　え?そうなの?
　じゃあ…

　この下手くそが〜!

　(一同爆笑)

　サ
「彼女は実際かなり上手いと思いますし、路上ライブしたら人が止まりますし、ハコでやったら固定ファンが来たりします

　でも、上手い人はたくさんいるし、その中からどう一歩抜けるかがこれからのミホちゃんの課題ですね
　今の彼女は「上手い」ただそれだけ
　可愛いいいからファンもいる
　けどホンモノになる為には如何に「魂」を伝えられるかだと思います

　本当に凄いと思えるのは彼氏のタケル君ですね
　彼には「魂」を感じます」

　俺
　ええ!
　そうなんかい!
　じゃ是非聴かせてよ

　とタケル君にオイラのギターを手渡す

　突然の事で戸惑ったみたいだけど、タケル君は静かに「言葉に出来ない」を歌い出した

　スゲェー!
　あっという間に引き込まれる

　サンジ君を見ると「ね?」と笑っている

　はぁ〜
　なんか凄い…
　なんちゅうか戸惑ってたはずなのに歌い出したら、すぐ自ら歌の世界に入って行った感じ

　聴いてて凄い感銘を受けた
　( ￣―￣)

　タケル君とミホちゃんは付き合ってるらしいけど、ベタベタしたところは全くなく、むしろドツキ漫才をしてる

　てか、マジにミホちゃん蹴られて、タケル君うづくまってたし
　f(^^;

　サ
「次にまた錦糸町に来る時は連絡下さい
　ミホちゃんとマイミクなら、ミホちゃん通じて連絡してくれればいいですよ」

　そんな感じでサンジ君達は帰って行った

　路上ライブとしてはイマイチだったけど、タケル君の歌声にオイラに足りない何かを見た思いだったし、サンジ君からもギターに関して貴重なアドバイスを貰えた

　終わってみたら良い夜でしたマル
　(^.^)

　画像はタケル君の許可をもらってミホちゃんとツーショット
　(^o^ゞ