屋内会場での撤収が終わり、メイン会場に付くといっそう雨と風が強くなってきました

　聞けば出演者ののぶくんとトリを務めるまーちんがライブやれずになってるそうな　(゜O゜;)

　降りしきる雨の中ボランティアスタッフの皆さんは喜々として撤収作業にあたっていました

　メインスタッフのひとりタラコくんとその仲間達はカッパも着ないで全身ずぶ濡れになってもものともせず会場内を飛び回っています

　またアコースティックステージではプロデュースのジョンさんが周囲に指示を送りながらアチコチから借りてきた音響機材を雨から守りながら片付けています

　ジョンさん無しにはエコフェスは無い

　イベント開催に関してはスタッフ全てが素人にあって、ジョンさんだけがかつてイベント業界に身を置いた方

　風雨の中、動じもせず黙々と撤収作業している姿が皆さんに安心感を与えているかのようです

　時おり突風が吹き、テントが飛ばされそうになりましたが他のスタッフと共にオイラもテントの支柱を押さえていました

　音響機材の搬出が終わり、風雨の中でテントを解体しシートを畳みトラックに積み込み、オイラの恵庭市の体育館に返却

　エコフェスでのオイラの仕事は一応プロのトラッカーっつー事を見込まれ、借りてきた4tトラックの運転手

　また見に来てくれた友人もトラック乗りなんで急遽お願いし、2tトラックの運輸を頼みました

　数人のスタッフと共に体育館へのテントの返却作業を終え、会場に戻ると殆どの作業が終わっており、少しだけ残った資材をトラックに積むのみになっていました

　見ると雨を凌げる橋の下にスタッフが集まっている
　そちらに向かうとジョンさんが寄ってきて

｢サプライズやりますんで…（笑）｣


　橋の下のトンネルで、わざわざ横浜からエコフェスの話を聞き付けて出演しにきたガールズバンドの皆さん、そして周囲の人と言葉を交わしているとジョンの声がトンネルに響いた

　｢レディース＆ジェントルマン！
　これよりエコならぬエコーライブを開始します！｣

　トンネルの自然のエコーを使い、ライブに出られなくなった出演者二人のライブの開始だ
　(^O^)

　車のヘッドライトを背に受けながら、我らが代表まーちんがギターを掻き鳴らしながら

　｢エコフェスはまだまだ終わっちゃいねぇぜ！｣

と登場

　トンネル内のボルテージは急上昇！

つづく