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from: 北都の平八さん
2011年09月14日 02時04分57秒
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旅歌いシリーズ〜山形県温海海岸
はいどーも(^^)/
昨日の夕方、新潟との県境近くの山形県は鶴岡市の道の駅あつみの海岸で夕焼けをバックに弾き語りライブをインターネット配信してきました
おととい新潟に向かう途中、日本海に面した国道7号を通った時は丁度夕暮れ
日本海に沈む夕陽を横目で見ながら
こんな景色をバックに弾き語りインターネット配信やれたらいんじゃね?
いつかやりたいべ
と思った俺
その機会はあっさりと翌日に訪れた
新潟から八戸に向かい、海岸線に出ると太陽はかなり傾いてきた
道の駅あつみに着き、海辺に適当な場所を見つけ、急いで準備をし、夕陽をバックに弾き語りライブ配信開始
開始早々、今夜はここで夜明かしするという旅のバイク乗りの男性が近くに聴きにに来てくれた
(^∇^)
テツヤさんと言う四十代前半のこの男性、思うところあって長年勤めた会社を退職なさったのを機に。家族を残してバイクで日本一周の旅に出たとか
そして、今夜はその旅の最終日前日
明日には滋賀の自宅に帰られるとか
そんなテツヤさんを相手にあれやこれや
「明日はもう家に帰ってしまうという旅の最後の日に、この景色の中でこんな歌が聞けるなんて何て出会いや!一生忘れへん!!」
とまで言ってくれ、かなり感激してくれた
逆に俺も大感謝!
見えないモノに選ばれたんや
昨日ほどの夕陽は見られなかったのはちょっと惜しかったけど、薄く染まる雲と海を眺め、ビール片手に嬉しそうに耳を傾けてくれているテツヤさんを見て、俺も嬉しかった
酒を飲んでいるからと「酒と泪…」を歌った時、テツヤさんは顔を伏せ、マブタを拭っていた
さっき泣いたでしょ?
とちょいとイジワルに尋ねると
「泣かへん!男は泣かへんのや!」
と言っていましたけどね
でも推測ですが、このご時世に家族を持つ男が長年勤めた会社を辞めるなんざよほどの事
自分を見つめ直す旅の最後に俺の歌った「酒と泪…」に自分の人生をオーバーラップさせてくれたんでしょうね
旅歌唄いの俺にとってもそんな旅人の前で歌えたのは正に歌い手冥利です
最後に握手を交わして暗くなった道の駅あつみを後にしました
沈む夕陽が車体を染めて
旅から旅への暮らしが続く
あんたのおかげで楽しめた
素敵な出会いをありがとう
また会えるさ生きてれば
走り出せばあの日と同じ
星空が俺達を包むだろう
さあ帰ろう俺の街へ…
「北へ走る」より
YouTube動画は海にちなみ、中島みゆき「海よ」をやりました
http://www.youtube.com/watch?v=O7PReQ6pKcQ
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