-
from: ほくとのへいはちさん
2012年06月10日 00時26分15秒
icon
えだにく
先日の熊本でのこと
とある生肉工場へ関西行きの枝肉を積みに入れと指示を受けた俺
指示書には7〜8頭分とある
枝肉ってどんな肉だ?
枝ってくらいだから骨付き肉の一種なんだべな
単位が「頭」ってどういうことだ?
一頭当たり○○ケース分って業界用語なんだべかな?
積み先に着き、指示された場所に行くと工場の建物から大きなコンベアが伸びている
伸縮可能なコンベアだ
ははぁ、コンベアを荷台の中まで伸ばして、箱詰めされた枝肉とやらをえっちらおっちら積んでいくって寸法なんだな
ほどなく担当者がやってきた
「今日は8頭分なので二列分のスペースを使います。でもこのコンベアは奥まで伸びないので初めの一列積んだら、構内をちょっと走って急ブレーキで前にずらしてもらいます」
はい?
いやいや、なんぼコンベアが前まで伸びないからって大した距離じゃないでしょう!
手で運ぶくらいどうってことないし、そんなことわざわざする必要ないでしょう?
急ブレーキを踏んで荷物を前方にずらすって方法は、やったことがないわけではないが、それは積み込みの最後の最後で荷物が数センチ出っ突って扉がしまらない時にやることがたま〜〜〜にあったりする程度
これから積み込みを始める段階で説明を受けることはまずない
「手で運ぶって・・・手ではとても運べませんよ」
へ?
枝肉って1ケース何キロあってそれを何ケース積むの?
「運転手さん、枝肉を知らないの?見てもらったほうがいいですね」
果たして現れた枝肉とは・・・・・
牛の解体された牛の半身!(画像参照)
それが天井のレールから吊り下げられている
ひとつが250㌔
半身だから8頭ならそれが16体
げげ!
トラックへの積み込みはクレーンとコンベアを使い、人力でどうにか出来るもんでもないそうな・・・・
あら〜
エライ恥かきました(^_^;)
担当者が慣れた感じでクレーンでコンベアに降ろされた牛の半身を上手に荷台に積んでゆく
俺の出る幕はない感じ
一列積んだところで係員に言われ、構内を勢いつけて走り急ブレーキ
どん!
勢いで積まれた半身が上手く前方に滑ってくれた
再びトラックを所定の場所に戻し、2列めの積み込み
そんなこんなで俺は手をかけることなく積み込み完了
枝肉の正体知った時はびっくりしたけど、こりゃ楽でいいわい^^
おろす時もクレーンを使うらしい
それにしても枝肉
なんやら美味そうだったな〜www
コメント: 全0件