【ロサンゼルス＝岡田敏一】十八日に公開された米国のファンタジー映画シリーズ第四作「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」は、公開二週目の週末までの全世界の興行収入が計四億八百万ドル（約四百九十億円）に達した。今年封切りの映画の全世界興行収入でも六位に入った。
　公開一週目の全世界での興行収入は一億八千七百万ドル。米メディアによると、二週目週末までの興行収入では、英国が五千百三十万ドル▽ドイツ三千五百五十万ドル▽メキシコ千三百六十万ドル▽イタリア九百四十万ドル▽スペイン八百万ドル－などとなった。公開三日間の興行収入で主要十九カ国で一位を記録した勢いが、公開二週目に入っても衰えていないことが示された。
　北米では封切り後十日間で、二億百十万ドルを稼ぎ、興行収入チャートでも二週連続一位をキープした。製作元であるハリウッドの大手映画製作会社、ワーナー・ブラザーズでは、最終的に北米だけで三億ドルの興行収入を見込んでおり、全世界規模では五億ドルは堅いとみている。
（産経新聞） - 11月28日16時5分更新

情報提供
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051128-00000026-san-int