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　６月２１日、オーストラリアでは親の４人に１人が金欠時に子供の貯金箱からお金を「拝借」している実態が明らかに。写真はハリーポッターの新刊を買い求めるシドニーの子供たち。昨年７月撮影（２００６年　ロイター/Tim Wimborne）
　
　［シドニー　２１日　ロイター］　オーストラリアでは親の４人に１人が、日常のパン代からぜいたくな休暇の費用までさまざまな目的で、子供の貯金箱から恒常的にお金を「拝借」しているという実態が明らかになった。
　金融機関のバンクウエストは２１日、１７歳以下の子供を持つ親・保護者４００人を対象に実施した調査結果を発表。それによると、子供の貯金箱を物色する傾向は母親が３５％と、父親（１６％）の倍以上に上った。
　それにもかかわらず１０人中９人が金銭管理において自分は子供の良い手本となっている」と信じている。
　バンクウエストのリテール預金部門の責任者、ポーツ・ビビアン氏は、ロイターに「私自身も有罪です」と告白。「どこにもお金がないとき、常に頼りになるのは子供の貯金箱ですよね。でも妻からは必ず返すように念を押されています。利子を付けてね」と語った。
（ロイター） - 6月21日20時51分更新


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