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from: さくらんぼ娘さん
2006年10月28日 21時10分39秒
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ハロウィーン ハリー・ポッターも一役?日本各地で広がる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061028-00000011-maip-soci.view-000 拡大写真
大人気のハロウィーングッズ。
お化けらしく至るところに“出没”中
=東京都新宿区のソニープラザ
新宿ルミネ2店で、丸山博写す
オレンジのかぼちゃやゴーストなどを飾る米国のお祭り「ハロウィーン」が日本でも広がってきた。各地でパレードが相次ぎ、商戦も年々盛んに。なぜ今、急に広がりつつあるの?【太田阿利佐】
◆アメリカ育ち
ハロウィーンはもともと古代ケルト族の祭りで、移民によって米国に伝わった。キリスト教の万聖節の前夜(10月31日)、あの世の扉が開き、悪霊や祖先の霊がやってくる。魔よけにオレンジのかぼちゃをくりぬき、目鼻をつけた提灯(ちょうちん)を飾るほか、子どもが魔女や怪物に仮装して近所からお菓子をもらう、米国風の秋祭りとして育った。
全米小売業協会によると米国の市場規模は約49億ドル(約5800億円)。かぼちゃ形のランプなどを扱うソニープラザ(東京都)は5、6年前から関連商品の売り上げが年々2〜3割増。池上みね子広報室長は「商品陳列はバレンタインよりも長く、クリスマスに次ぐイベント」と話す。おもちゃの「日本トイザらス」(川崎市)は全店舗で売り場面積を昨年の4倍にした。「特に子供の仮装服が伸びている。この時季は大きな催事がなく、家族や地域で遊べる新しいイベントになっている」。各地で開かれている仮装パレードはどこも満員状態だ。
◆グローバリズム
この人気、どうやら2000年前後から急速に広まったようだ。全国33店舗で子供用仮装服を販売する生活雑貨専門店ロフト(東京都)は「街中でもかぼちゃ飾りが目立ち、ハロウィーンに火がついた。子供の英語教室やディズニーランドが発信源では」と話す。東京ディズニーランドは97年からハロウィーンプログラムを実施。当初は1日だけだったが、今年は9月12日から行っている。また映画「ハリー・ポッター」(01年から)の影響を指摘する声もある。
ハロウィーン流行は海外でも。郊外に米国資本の巨大スーパーが登場し、米国風の商品を大々的に陳列する光景は世界中に広がる。早稲田大学の野谷文昭教授(ラテンアメリカ文学)は「メキシコにはこの時季に骸骨グッズが売られる伝統行事『死者の日』があるが、ハロウィーンに置き換えられる傾向にある。グローバリゼーションの影響の一つだろう」とする。
東大アメリカ太平洋地域研究センターの能登路雅子教授は「ハロウィーンの本質は、地域が子供の安全を見守っているというコミュニティー意識の確認行事に若者のパーティー文化が融合したもの。日本でも『(秋祭りの)みこしの担ぎ手がいない』都市部でハロウィーンが広がっているとすれば、興味深い」と話す。
(毎日新聞) - 10月28日17時5分更新
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