2月21日20時14分配信 毎日新聞


　オンラインストア書店大手のアマゾンが、人気ファンタジー小説の７作目で最終章となる「ハリー・ポッターと死の秘宝」の予約注文数の地域別ランキングを発表。岩手県大船渡市が１位になっていることが明らかになった（２０日現在）。

　ランキングは、同サイトで予約注文のあった送付先住所に基づき市区町村別に集計したもの。毎週月曜日に更新される。ハリー・ポッターは、英の作家Ｊ．Ｋ．ローリングが魔法使いの少年ハリーの活躍を描いたファンタジー小説。第１作「ハリー・ポッターと賢者の石」が９７年に発表され、映画も大ヒットした世界的なベストセラー。前作「ハリー・ポッターと謎のプリンス」は日本国内で２００万部以上を販売している。

　「死の秘宝」はシリーズ最終章で、ハリーの最後の活躍が描かれ、その結末が注目されている。アマゾンでは、０７年１１月２７日の注文受け付け開始から、予約ランキングで１２週連続でトップ１０位以内を維持し、前作をしのぐ人気という。ランキングでは、２位が栃木県日光市、３位がさいたま市、４位が津市、５位が千葉県浦安市の順で、東京２３区は２３位。人口４万２０００人の大船渡市がトップに立っていることについて、アマゾンでは「原因は謎」としている。「死の秘宝」は、７月２３日、３９９０円で発売予定。【松本修】



情報提供：http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080221-00000016-maiall-soci