今日午前５時４６分で、阪神・淡路大震災から１０年たちます。１０年一昔、と言われますが戦後わが国で起こった最大の出来事で在ります。人命・経済的ダメージ共に。

今でもしっかり記憶に残っています。あの日、いつものように新聞をひろげながら、ＴＶをつけてテレビをみるでもなくパンと珈琲で朝食を摂っていました。まもなく日テレ（ズームイン朝の前番組だったと思っている）で地震があったとのニュースで、ほほー・・・みたいな、いつもの事と聞き流していたら、時間が経つにつれて報道回数が多くなっていった。しかしズームイン朝は、通常とおりに放送されましたね。普通は、急遽特別報道番組にチェンジするのだが・・・思えば、日本の報道機関はまさかこのような大惨事が起こっていたとは、現地以外ではつゆとも考えなかったんでしょう。あのＮＨＫさえ・・でしたから。平和ボケの日本と指摘はされていたのだが。こうして意見をいう僕もまた同類でございます。

詳細がしっかり報道されだしたのは何時ごろからだったのだろう、仕事に出てテレビはみれませんでしたから解らないが。親戚・縁者がこの地区にはいませんのでショックはありましたがどこか客観的だったのを憶えています。被災者は当時は勿論ですが以後も大変なご苦労をされたと思います。

地震はたしかに怖いものです。秋田沖地震の時はちょうどバイクに乗っていまして、地面がゆがんで（雨上がりだったので水溜りがゆらゆら揺れていました）はじめは、目まいかと勘違いしてその場に停車、電線等がゆらゆら揺れるのを見てから地震だ！と確認できた次第であります。建物のガラス戸が揺れていました。幸いにも転倒は免れましたが・・・。怖かったですね。足元が動くという事は不安で恐怖します。きっとこの何倍もの激しい揺れだったのでしょう。そしてその記憶は永遠に心に残っていくのでしょう、そのときの恐怖と共に・・・。