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埼京爆音倶楽部

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  • from: やぢうさん

    2005/08/22 19:07:44

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    伝説の男 その8・・・?


    <ヒロシ・ヨ○タは改造人間である・・・> その⑧

    <第16章:白い吐息を見つめて・・・>

    学生のサークルも2年生も後半になると、先輩の目が届かない所では結構やりたい放題になってくるモノ。

    勝手に「女子大」と合コンを企画する。

    相模原にあるS女子大の「旅倶楽部」と合コンを1年坊が持ってきた。
    部長内定のヒロシと副部長内定のおいらは勿論出席。

    『S女ぉ〜 可愛い娘いねぇよぉ〜』とヒロシ・・・ でも、行きたそうである。

    『まぁさぁ〜 部長が行かないわけにはいかないしなぁ〜』

    やはり、ヒロシは女好き・・・ 勿論、おいらも嫌いなわけナイ。


    <第17章:個人主義?>

    で、ショバはヒロシが決めてきた渋谷の「個人主義」(確かそんな名前)

    部長のヒロシはキメテ来ている・・・。
    おいらはいつもと同じ・・・。 しかし、ヒロシは、

    『I本は好青年ブルからなぁ〜』

    好青年ぶっているわけではない、確かに好青年だった・・・。

    で、女性陣登場・・・ 男連中の品定めと女性陣の品定めが始まる・・・

    何処に座るか? である・・・

    いい加減、決まりそうにないので、先方の部長・こっちの部長・先方の副部長・こっちの副部長・先方の会計・こっちの会計・・・・ と言う順番に並ぶ事に。

    先方の部長はヒロシの好みらしく、にやけている。
    おいらとヒロシの間はオシトヤカな可愛い娘。(未だに名前を覚えている・・・)

    しかし、先方の部長は「姉御肌」の上に「いける口」・・・

    ヒロシも責めまくられ(飲まされの意)顔色が悪くなってくる。

    おいらは、オシトヤカに談笑・・・。
    オシトヤカちゃんはあまりお酒を飲んだ事はないそうだ。

    『場所さぁ〜 チェンジしない?』

    のヒロシの声を無視して、談笑を続ける・・・。

    ここらからはもう覚えていない・・・


    <第18章:2次会は?>

    で、宴もたけなわ・・・ お開きの時間になる。

    『2次会行こうよぉ〜』

    のヒロシの声に、先方の姉御も乗り気!!

    おいらも、オシトヤカな娘の同意を得、気分上々!!
    しかし、ヒロシも「オシトヤカちゃん」をかなり気に入っている様だ・・・
    結構、話の間にチャチャを入れてくる。

    『終電が無くなるから、お父さんに先輩の家に泊まるって電話してくる・・・』

    と、一言残し公衆電話へと「オシトヤカちゃん」は向かう。
    姉御も同行する・・・

    『あのさぁ、前バイトしてた時に良く行った店に行こうよぉ〜』

    とヒロシがニヤリと笑う・・・
    少し心配だが、おいらも終電無くなるし、なり行き任せだね・・・

    しかし、なかなか二人が戻ってこない・・・

    ヒロシとおいらで、電話まで行くと・・・
    姉御が電話口で困った顔をしている。
    オシトヤカちゃんは電話で何やら話し込んでいる・・・。

    『お父さんが帰って来いって・・・ 酔ってるから、怒ってる・・・』
    とオシトヤカちゃん・・・

    『私の家に泊まるって、電話代わったんだけどね・・・』
    と姉御・・・

    そう言えば、オシトヤカちゃんは「茅ヶ崎」だって自己紹介していたな・・・

    『帰れるところまで帰って来いって、お父さんが言うの・・・ 車でそこまで行くからって・・・ この時間だと藤沢かな・・・』

    「お父さん、確かにヒロシは信用出来ないかもしれませんが、おいらは真面目でっせ〜 週刊誌の読みすぎでっせ!」と心の中で叫ぶが、「本日終了」と相成りました・・・


    <第19章:誰が送り狼じゃ〜>

    で、「茅ヶ崎」まで行くとなると、「酔ったオシトヤカちゃんを誰が小田急で送っていくか?」が問題になった。

    「恐いお父さん」と聞いて、姉御も怖気づく・・・

    『ヒロシは小田急だろ? 町田なら茅ヶ崎近いじゃん!!』
    おいらも面倒になってきた・・・ お父さん恐そうだし・・・

    『I本が飲ませたんだから、お前も一緒に来いよぉ〜』

    『マジ? おいら埼玉だよ? お前がいつも馬鹿にする千住の先だよ?』

    しかし、姉御に押し切られおいらもオシトヤカちゃんを送る事に・・・


    <第20章:無言・・・>

    結局、新宿まで出て、小田急に乗る・・・
    百合丘辺りを過ぎるともうおいらとヒロシとオシトヤカちゃんだけ・・・
    オシトヤカちゃんは「気持ち悪い」らしく喋らない。
    おいらとヒロシも気兼ねして、ボソボソ話すだけ・・・

    町田を過ぎヒロシが、

    『俺、帰るからさぁ〜』

    なぞとほざくから、羽交い絞めにして「拉致」。

    相模大野に差し掛かる辺りでは、会話も無くなる。


    <第21章:藤沢停まりです・・・>

    車内放送で

    『この電車はぁ〜 藤沢停まりですぅ〜』

    不安になり、ヒロシに尋ねる。

    『登りは未だあるんだよな?』

    『馬鹿言ってんじゃないよぉ〜 町田に向かう電車はかなり遅くまであるぜ! 町田は都会だぜ!!』

    町田の人ってかなり「地元は都会」って言う意識が強い!!

    藤沢に到着した。 酔ったオシトヤカちゃんを先頭に改札へ向かう。

    『居た!! 恐そうな顔したおやじ!!!』

    おいらもヒロシもそう思った。

    『決してそんなに飲んでは・・・ぃや、飲ませてはいないんですけれども・・・』

    の「ども」を言い終わる前に、オシトヤカちゃんの鬼顔のお父様は後姿を見せた。

    『何もしてないのに、送って来た「礼」位は言えよなぁ〜』

    とヒロシ。 おいらもそう思う・・・。


    <第22章:振り返ると〜 いつも君は〜>

    で、改札へ戻り列車の確認を・・・ そうする間に登りが一本発車した。
    次は? と思った瞬間・・・

    『本日の列車は全て終了しました・・・』

    何?何?何?何?何?何?何?何?何?何?何?何?何?何?何?何?何?何?何?何?

    『馬鹿言ってんじゃないよぉ〜 町田に向かう電車はかなり遅くまであるぜ! 町田は都会だぜ!!』『馬鹿言ってんじゃないよぉ〜 町田に向かう電車はかなり遅くまであるぜ! 町田は都会だぜ!!』『馬鹿言ってんじゃないよぉ〜 町田に向かう電車はかなり遅くまであるぜ! 町田は都会だぜ!!』『馬鹿言ってんじゃないよぉ〜 町田に向かう電車はかなり遅くまであるぜ! 町田は都会だぜ!!』

    ってヒロシ言ったよな? とおいら。

    『そんなに熱くなるなよぉ〜 こう言う時もあるよ〜』

    『っつうか、どうするんだ?』

    『タクシーに聞いてみようか?』 とヒロシ

    『お前、あといくら持ってる? 俺は2千円くらいしかないぜ!』

    『俺もその位だよ〜』

    で、改札を出て、タクシーの運ちゃんに聞く

    『町田までおいくらですか?』

    『あぁ? 町田? 6千円くらいかな?』

    「ダメだ!」と顔を見合わせるおいらとヒロシ。


                  つづく

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