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from: モトパシアさん
2007年07月16日 15時01分03秒
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川と住む民・ボルネオ
これから以前にお話したボルネオに住む各部族と川との関わりを中心にとても興味深く面白い話を4回に分けてお話したいと思います。どうか辛抱強く読んで頂きたい
これから以前にお話したボルネオに住む各部族と川との関わりを中心にとても興味深く面白い話を4回に分けてお話したいと思います。どうか辛抱強く読んで頂きたいと願っています。
今日は少しボルネオの地名について触れてみますが皆さんが「何だろう?」と思っていることをお話します。
ボルネオの地図を開くと、本当に大きな島ですね。世界で三番目の大きさです。そして、北側にマレーシア・サラワク州、ブルネイ、マレーシア・サバ州。南にはインドネシアの東カリマンタン、中央カリマンタン、西カリマンタンがあります。大きな地図で見ると、この大きな島を蜘蛛の巣のように大小の川が行き巡っています。内陸の方を見ると村落の地名によく「long」ロング(実際にはロンと発音する)が付いているものが多いです。これは、川と川が合流する地点の日本語の「落合」を意味するボルネオ土着の諸民族ダヤク(Dayak・ダヤク。実際にはダヤッと発音する)の言葉です。これに相当するマレー語やインドネシア語は「クアラ」です。ボルネオの内陸部の至る所で、カリマンタンやサラワクであろうが使われています。ついでに付け加えて置きますが、カリマンタンのクタイ語を使う処は、この「ロング」を「ムアラ」と呼んでいます。
内陸の民にとって川は唯一重要な交通網ですから、川と川の合流点に村が作られていったと思います。ボルネオの大きな地図を持っている人はよく御覧下さい。北ボルネオでも南のインドネシア・カリマンタンでも、河口からの川を見てください。ほとんどの川は源流域がボルネオ中央部の山脈の根元まで達しています。そして、枝葉のような川が主流に合流して下っています。逆に言えば、河口からボルネオの中央部の村落まで船で行くことが出来るのです。これは、自然探索の愛好者や異文化に興味を持つ旅行者にとって素晴らしい交通ルートになっています。
大きな川には、定期船が通っています。サラワクのシブから奥地に行くラジャン川を上り下りするルートやミリからバラム川を行くルート。また何日も何日もかけて800kmの川を行く西カリマンタンのポンチアナックからカプアス川を行くルートや東カリマンタンのサマリンダからマハカム川を行くルートなどがあります。北ボルネオと比べ南のインドネシアカリマンタンの川は距離の長い川が多いです。
東カリマンタンのサマリンダからのマハカム川を上り五百数十kmの中流域の終わり地点のロング・バグン辺りでも川幅が200mになったり150mになったり、それから奥域の少し激流地帯がありますが、そこを抜けるとサラワクとの国境近くでも川幅150m〜200mあるのです。このマカハム川の長さも正確には分かりませんが、800kmを越しています。
この定期船は、料金が安いです。奥地の人々の生活に欠かせないものとなっています。ボルネオの民は川と共に生活しています。川を上手く利用しています。川の性質も知っています。そんな彼らの川を皆さん、訪ねてみて下さい。何処の部落で降りて、次の日にまた乗船して奥地へ行こうが、宿泊所がなくても困りません。本当に誰かが泊めてくれますよ!間違いないです。
from: タイ鉄道さん
2007年11月08日 00時43分55秒
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「すみません、モトパシアさん」
うっかりお名前を間違えました。
モトバシアさんではなく、モトパシアさんでした。
申し訳ありません。
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