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マレーシア&ボルネオを楽しもう!

マレーシア&ボルネオを楽しもう!>掲示板

公開 メンバー数:57人

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  • from: モトパシアさん

    2020年12月31日 20時37分30秒

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    また、新しい年が始まります!

    大晦日ですね!新たな気持で望む方々も多いかと思います。もちろん私もそう思っています。

    私自身、いつものことですが、新たな決意で望む新年はその思いとは裏腹にその一年を終える頃、最初に抱いていた希望の殆どを達成出来ないままに終え、また新年を迎えることになってしまいます。


    皆さんは如何ですか?今年一年を振り返って良い一年でしたか?辛い思いや不自由な体験された方が多いかと思います。目標に向かって進まれた方や逆にそれを失った方もいらしたのではないでしょうか?そして、世界的なCovid-19の嵐の中、生活全ての中で不安を持たれた方が大勢いらしたのではないでしょうか。これからまだまだ大きな嵐が吹きまくるとの風潮も聞かれます。

    まだまだ、日本から出たり入ったりしていた私にとって大きな足かせが続きそうだと思います。
    ですが、待てよ!よく考えてみると、そんなことはいつの世でも大なり小なり同じ事が起こっています!生活苦境、経済苦境も今に始まったことではない。これからも大きく好転し難いかもしれない。・・・ そう!だからこそ見方や考え方を変えてみてはどうだろうか!

    私達誰でもが自分の立場や生活そして今まで歩んで来た道に満足している人はいないでしょう。しかし、私はこう考えています。当たり前だが自分の歩んで来た道は、自分しか体験出来なかったもの、自分だけの経験です。それがどんな道のりだったとしても自分だけのオリジナル!主役はいつまでも私。一つも無駄な経験や体験はなかった筈です。苦しかった経験も今では本当に懐かしいものに感じとれます。だったら今から前向きにまだまだ主役を演じようよ!楽しく感じようよ!充実感を味わおうよ!もっともっと学んで他の人達と共に励まし合い感動し合いたい!そのための、いつも思える感性や視点を養い続けたい気持です。

    仕事や調査のため東南アジアの田舎や山岳を旅してきました。いつも思うのは小さな子供達がよく家業を手伝っていることです。言葉を言い換えれば、手伝わざるを得ない家庭環境で、子供たちは重要な労働力です。学校に行く時間を削って、或いは行けない子ども達もいます。皆さんはどう感じますか?とても残念に思われますか?私もそう思います。しかし、そうであっても素晴らしいこともあると思います。

    同じ東南アジアの都会では、或いは、日本や韓国では、勉強に専念させるためにバイトどころか家事やお使いもさせない習慣になっています。私には、学校で学ぶことは非常に大事だと思いますが、それ以上に家業を一生懸命に手伝っているそれらの子供たちはそれとは違った他の大事な貴重なものを多く学んでいると思います。一つも得そこなっていません。

    旅を通して多くを学んできました。国が違えばそれぞれの習慣があります。しかも、共通して言える事は、どこでも一生懸命に生きています。真剣に生活しています。無駄なことをしていません。そこに目を向けてみると、新たな励ましと感動が見つかります!
    さて、独り言はこのくらいにして、2021年は頑張るぞう!あと残された人生が僅かになりました。もうちょっと主役続けそれを演出し、演じ、物語を楽しんでいきたいです。

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  • from: モトパシアさん

    2020年12月26日 20時50分29秒

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    やはり、実際には見るしかない!ですね。

    以前に発信しましたが、また語たらせて頂きたいと思います。

    それは今から30年ほど前のことです。ボルネオ・マレーシア・サラワク州・ミリ近くを流れるバラム川の上流域の一つムル地区を訪れた時のことです。

    出発地マルディの町からの奥地は、森林伐採で赤土平地がいたるところむき出しのままの状態の景色が、何度か見えたり隠れたりで船はゆったりとした感じで遡って行きました。

    当時でも飛行機で行く事も出来ましが、流域各地のカンポン(村、部落)を訪ねながら行ってみようと、大きな決断をしての一人旅でした。何度も大きな川が複数落ち合う地区(long・ロン)に差し掛かると、そこを左に左に遡っていきました。ロン・トゥラワンをすぎる頃、様相は一変しました。まだ手付かずの低地熱帯雨林の中に船が進むようになりました。

    このバラム川に沿って森林伐採が行われていました。しかし現在でもまだ言えますが、サラワク州はボルネオ島でもその熱帯雨林が一番豊富に生存しているところです。もちろん、高地熱帯雨林(910m以上)は、その伐採搬送不便さの故に手付かずのままでいたのです。

    当時、船から見た熱帯雨林は、私に深い感動を与えてくれました。「ここには、考えもつかないほどの生命があり、ドラマチックな生存競争があり多様で複雑な適応が存在するのだと!」と、そう思うと船の中でのんびりと休んでいられなくなり、船外で眺めた状態のまま何時間も時が過ぎていきました。

    1832年にチャールズ・ダーウィンが、「ビーグル号航海記」に書いてある情景そのものでした。そこには、「ここで私は、はじめて雄大、壮観なる熱帯林を見た。」と、また「その光景がどんなに素晴らしく、壮大であるかを知るには、実際に見るしかない。」とも書いてあります。


    ムルでの探索は、本当に素晴らしいものでした。一番の興奮は、私の植物探索記にも書いてありますが、1890年代に発見されて、英国王立園芸協会に発表して以来、100年間生息地やその実態や生存さえ失われた過去のものとなっていた蘭の仲間であるパフィオペディルム・サンデリアナム(Paphiopedilum sanderianum)を確認できた事です。石灰岩の岩肌のくぼ地に腐植土が溜まった場所に半着生状態で生えていたのでした。面白い花で50〜80cmの花茎に5、6輪付きますが、花の部分の二本のペタルと呼ばれるものが60cm〜80cmくらい下垂するのです。あまり興味のない一般の方が御覧になったら不気味なくらい嫌がられるかもしれません。


    私にとって古生物学者が生きた恐竜を実際に見たのと同じ位の感動と興奮でした。今から思うと懐かしい大きな興奮でした。今、現在その自生地は壊滅状態一歩手前まできています。商取引の不法採集のためです。

    サラワク・ムルへの最初の旅は感動と興奮の連続でした。しかし、ボルネオでの体験の感動は、まだまだ沢山あります。これからもあるでしょう。また話をさせて下さい!
    しかし、ダーウィンが言ったように、「その光景がどんなに素晴らしく、壮大であるかを知るには、実際に見るしかない。」かもしれません。
    いつか是非、皆さん自身で確めて頂きたい願いを込めて話させて頂きます!

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  • from: モトパシアさん

    2020年12月25日 13時11分11秒

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    帰り道で、これぞ!南の島の夕焼け雲!

    先ほどボルネオ島の最北クダット半島を紹介しましたが如何でしたか?

    言葉ではとても言い表せる事が出来ない美しさでした。また必ず訪れてみたい思いでクダットに帰る途中でした、私は海上の言いようも知れない光景のためにどうしても車を停車せざるを得なくなりました。


    別に急ぐ帰路でもなく、同乗者はなく自分一人気ままな運転一人旅でしたが、この光景を自分一人で見るには絶対に「もったいない」ものでした。皆さんはどうですか?本当に一人で黙っていられない景色です。短時間のドラマでしたが、いつまでも忘れられない大自然の展開でした。


    いつか見た夏休みの海の景色!懐かしい景色をボルネオの北の果てで見ることが出来ました。しかもグレードアップした大迫力で!

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  • from: モトパシアさん

    2020年12月25日 13時08分02秒

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    ボルネオ島の最北端

    懐かしのボルネオの旅を懐古しています。

    ボルネオ島の北の部分はマレーシアのサバ州です。その北の果てクダット半島にクダットという長閑な町があります。ここはすぐ目の前の大きな島・バンギ島等へ渡る玄関となっていますし、フィリピンのパラワン島もすぐ近くです。パラワン島も含め世界有数の海の綺麗な地帯です。

    このクダットの町からさらに北へ、シンパン・ムンカヤウ岬をめざしました。美しい景色を堪能しながら北へ!シンパン・ムンカヤウ岬のもうこれ以上進めないパンタニカラムプニアンという場所に来ました。そこから眺めた景色はとても言葉で表わす事が出来ないものでした。南シナ海の遠く水平線をじ〜っと眺めていると過去の様々な航海船に乗ってここを通ったであろう人々の姿が現れてきました。
    パンタニ カラムプニアンは、ボルネオ島最北端の場所!最果ての地でした!いつかここから夕日を眺めてみたい!大きな太陽が、南シナ海の水平線上に、まさに太陽が可愛い海に口付けする瞬間を眺めてみたい、そんな気持ちを持ち帰った旅でした。

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