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from: モトパシアさん
2005年11月02日 15時02分34秒
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ボルネオの自然について
今日は少し真面目な大切な話をしてみたいと思います。私自身、蘭の魅力や自然に十代の頃から取り付かれて以来、熱帯地方に関わりが持ちたいため無理やりと言われるほど、その熱帯地方に長い間仕事や生活、趣味に至るまで関係を持つようになりました。しかし振り返ってみますとまだまだほんの少ししか足を踏み入れてないような気がします。もっと沢山の人たちから、或いはその生態から学んでいきたいと思っています。ここでボルネオの自然ついて述べられた文章を紹介いたします。とても参考になりますし認識も深める事ができます。
ボルネオ島には世界的にも多様な生物が生きる熱帯雨林が残っています。しかし、この数十年間の人間活動の拡大、つまり開発によって、森はどんどん切り開かれ、巨木は切られ、湿地帯やマングローブ林は埋め立てられ、サンゴ礁も死に絶えていきました。今や私たちがイメージする熱帯雨林、大型の野生動物や珍しい植物に出会える森は、わずかな地域だけになってしまいました。
ボルネオ島は、地球上に12ある最も生物の多様性が高い地域の一つです。永いあいだ、多様な民族と多様な生物が共生する穏やかな暮らしを慈しんできました。
なぜボルネオ島には、多様な生物がいるのか?
熱帯の森林には、さまざまな生物が生息しています。地表面積のわずか7%を占めるにすぎない熱帯林に、地球上の生物種の50%以上が棲息していることが分かっています。現在、世界中で180万近くの生物種が科学的に明らかにされていますが、この数値は実際に生存する生物のほんの一部にすぎないとも言われています。更に1000万種以上の昆虫や植物が今後、熱帯で発見される筈だと多くの生物学者が推定しています。
ボルネオでは面積が東京都の半分以下の調査区で700種類以上の木が分類されています。これは北米全土に自生する木の全種類数に匹敵します。また、サバ州の保護区では、1本の樹から平均60種ほどのアリを採取しています。日本全国に生息するアリが250 種ほどであることと比べてみると、ボルネオの森林には未知の昆虫や微生物がまだ数百万種いると推定するのは妥当だと思えます。
熱帯林の生物の多様性は、氷河期の存在と関係します。地球は形成されて以来ずっと温暖でしたが、氷河期が訪れたため、多くの生物種が長いこと熱帯に閉じ込められていました。つまり、ボルネオ島は生物誕生以来一度も絶えることなく、生物の進化をはぐくんできた訳です。
如何でしたか?少し話が変わりますが私が以前にお話したボルネオの蘭や植物の特異性、特にキナバル山に自生しているものを取り上げましたが、少しモヤモヤしたものもあります。20数年前に同時に関わりを持っていた隣のパラワン島やミンダナオ島との関連です。名前は挙げませんが共通したものが多種ありました。今後の課題だと思いますが、身体と時間が足りません。ボルネオに捕らわれの身となっているし、大体が余暇を過ごしたり遊んでいる事が好きなんだから何かのきっかけを待つしかないと考えています。これもラテン系性格の私の特徴です。-
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