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from: モトパシアさん
2005年11月12日 12時32分01秒
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ユニークなヤシの実の話!
皆さん、ココ・ド・メールって聞いたことありますか?知っている人はとても通な人です。
インド洋をイメージして下さい。インド亜大陸の南西洋上にモルジブ諸島がありますね。ずう〜っと東にはこの前の津波で大きな被害に遭われたスマトラ島やジャワ島のインドネシアの島々があります。またその島々の海峡を抜けてボルネオ島があります。その昔、それらの島々に異様に大きな種が打ち上げられそこに住む人々の想像力をかき立てました。
それがどこから来たかについて、色々なことが噂されました。海底の木になっていたと言う説があって、それに因んでココ・ド・メールつまり「海のココナツ」と命名されました。
18世紀半ばになって本当の事情が明らかになりました。この謎の大きな種はインド洋に浮かぶセーシェル諸島だけに生育するヤシの木の種だったのです。
ココ・ド・メール(オオミヤシ)の最大の分布地はプラスラン島のバレドメで、このヤシの高さは30mにも達します。しかも樹齢は何百年にも及ぶとされています。オオミヤシの興味深い特徴の一つは、雌雄異株です。つまり雄株と雌株があるのです。雌株が実をつけるには、雄株の花粉が雌株に付くことが必要です。ですから、このヤシが野生で生き残るには、雄雌両方の成熟した木がなければなりません。
オオミヤシの雌株がつける果実はとてもユニークです。樹上の果実は緑色をした巨大なハート形に見えます。しかし内部には重さ20kgに達する大きな種があり、丸い形の二つの突出部からできています。複数の種が入った果実もありオオミヤシが世界最大の種を持つ植物としてギネスブックに載っているのもうなずけます。
巨石のようなこの果実の房を見上げると本当に雄大です。が同時にかなり危険な状況にその人は身をおくことになります。一房の重さが180kgにもなるからです。ところが落ちてきた実でけがをした話は全く聞きません。
しかし、念のため強い風の日とか嵐の日にバレドメを訪問するのはいかがなものでしょうか?穏やかな日に訪れませんか!
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