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from: モトパシアさん
2006年01月14日 17時36分37秒
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魅力いっぱいのキナバル山とサバ州!④
キナバル山の東南の中腹にあるもう一つの登山口マシラウリゾートについて何度かお話させて頂きました。一般によく知られているメインの公園本部に比べ自然が豊かで野性的な感じが漂う素敵な処です。公園本部より500m高く標高2000mぐらいあり数多くの野生生物の楽園となっていて私のお気に入りの場所です。何度か友人を案内して来ましたし、今度の2月と4月のサバ体験旅行でもコースに組んで楽しみな目的地の一つとなっています。
このマシラウリゾートは、キナバル山の新しい登山口公園となって、まだ年月がそれほど経っていません。ここは、手付かずの森林の中の渓谷沿いに宿泊施設、食堂、売店や展示資料館があり、野生生物(特にウツボカズラ等)の見学コース等、体験学習の場や遊歩道、トレイルといったものが整備され管理されています。樹木には、様々な野性蘭がこれでもか!と言う具合に着生していますし、地生蘭(地上に自生する蘭)も沢山観察できます。特にパフィオペディルム属のフーケレーやその変種のボロンティアナムは貴重です。
しかし、何と言っても世界最大の食虫植物・ウツボカズラ(ネペンティス)のラジャ(Nepenthes rajah)でしょう。そのラジャを手に触れんばかりに観察できます。中には100年近く生長した株もあります。ここでは他の貴重なウツボカズラも沢山観察出来ます。例えば、キナバルエンシスやビロッサ等で、ラジャも含めキナバルエンシス、ビロッサの捕虫袋は、黄金色とグリーンとルビー色のコントラストが、まるで生きた宝石の様です。是非一度御覧下さい。
これらの高山系ウツボカズラは、下界ではすぐ暑さで枯れ死します。或いは、苗(現在採集禁止・苗はバイオによる)を冷暖房完備の温室で育てて、何十年経っても満足な袋が着きません。本当にキナバル山でしか満足に育ちません。世界で唯一キナバルでしか立派なものは観察出来ないのです。そうです、世界一貴重な植物と言っても過言ではないのです。
マシラウには数多くの動物や野鳥もいます。マシラウはキナバル山での野生生物の楽園なのです。思う存分ボルネオの野生を味わえる場所です。一度私達(自慢&アピール:日本語で説明出来て生物も専門の最高のガイド兼旅人です)と是非行きませんか!-
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