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from: モトパシアさん
2006年01月19日 18時04分03秒
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魅力のサバ州!7 サンダカン2
ありがとう!早速私の携帯にメールで親しい友人が意見を言ってくれました。「とても分かりやすく、読みやすかったです。サンダカンにも行ってみたいなって思いました。どんな素敵な町だろうって」私はとても嬉しいです。書いたものを読んで頂いて、それをまた感謝の感想を送って下さる事はとても励みになります。確かにここは情報を提供したりされたり、またそれぞれの思いや感想を述べ合ったりする場所です。私がだらだら話を書いていますが、どうか返事や感想もお書き下さい。また、尋ねたい事もお知らせ下さい。それに対しての皆さんのお答えもどうかお書き下さい。人それぞれの感想がありますし、私も私の見方で述べさせて頂きます。あくまで私のだらだら書きは、このコーナーの延命、存続手段と思って下さい!
ところで、サンダカンでの滑稽でいて素晴らしい言葉をもらった出来事を紹介した事がありましたが、今日また違った角度から話させて頂きました。が少し話を跳ばした部分がありました。やはり、紹介しておこうと思います。
私達日本人がサンダカンからくるイメージは、山崎朋子が書いた「サンダカン八番娼館」の舞台となった場所です。だから、私も「からゆきさん」達が眠る小高い丘の日本人墓地を見学に行きました。サンダカンの町や海が一望に見える場所です。墓は全て海を向いていました。地元の小学校の教師をしている友人の案内でした。この友人の何代目かの祖先も中国広東から渡ってきたと言いました。彼が気持ちを込めて説明してくれました。「ここからは、どなたが見てもそれぞれの故郷が遠くにかすんでいるんです。日本人にも、中国人にも、イギリス人にも、そして豪州人にも。残してきた家族を思い、親や親類や友人を思い、自分の子供の頃を思い、いつかは帰る!いつかは帰る!そして帰りたいと思って、遠くを眺めていたと思います。・・・」。私は、その説明を聞きながら眼下の町や遥か遠くに続く海を眺めていましたが、こみ上げてきて泣いてしまいました。しばらく涙が止まりませんでした。過ぎた多くの物語に比べ、見ている景色があまりにも長閑で美しく何も無かったかのようだからです。しかし、きっとその当時も今と変わらないとても美しい同じ景色だったと思います。
皆さん!機会があれば、過去に色々な人達が色々な思いで眺めていたこの場所に来てみませんか!世界は狭くなったと思われている今日、やはりここサンダカンから眺めてみるには、自分の故郷は遥かに遠いのです。遥かに遠い故郷を思い、その故郷から遥々とこのボルネオまで旅に出て来た自分を思い、有意義な何かを得、これからの色んな旅、例えば自分自身の人生の旅に置き換えられるかも知れませんが、それに役立つ肥料や燃料をこのサンダカンで貰って荷物に詰めて帰ってきて下さい。サンダカンは、それぞれの心に励みになる「生きる!」という風を吹き込んでくれる町です。-
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