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from: モトパシアさん
2006年01月29日 18時34分08秒
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魅力のサバ州!11 パートナーシップ 2!
皆さんは、アマサギやウシツツキなどの鳥が、水牛や他の大型哺乳動物の背中に留まって皮膚をつついているのを見た事がありますか?それは、とても親切なことをしているのです。その動物が自分では取り除けないシラミやダニや他の寄生虫、痛んだ皮膚そのものやウジムシまで食べています。アフリカにいるカバをご存知ですね。カバは水陸両生ですので、鳥達からその大きな身体だけでなく口の中まで清掃してもらっていますし、水中ではブラック・ラベオというコイの仲間が身体に付いた藻類や、むけた皮膚、寄生虫などをとってくれます。しかも、歯磨きまでしてくれます。他の魚によって足の指の間まで掃除をしてくれます。
自然界にはとても私達では考えられない事を発見します。鳥のフクロウの仲間にアメリカオオコノハズクがいます。この鳥は、巣の中にヘビを持ち込んでくるのです。メクラヘビと呼ばれるものですが、雛には手を出さず、アリやハエなどの昆虫やその幼虫やさなぎを食べてくれるのです。専門誌の報告によるとメクラヘビと一緒に育った雛は、そうでない雛と比べて成長が速く、生存率も高いのです。ミズベイシチドリという鳥は、ナイルワニの巣の近くに自分の巣をあえて作ります。どうしてでしょうか?協力関係です。双方の巣に危険が迫る時、この鳥は警告の鳴き声を発します。ワニは、その鳴き声を聞くとすぐ戻ってきます。そして追っ払ってくれるのです。鳥にはワニは用心棒。ワニには鳥はセキュリティーセンサーになります。
ペリカンを観察研究した学者がいました。隊形を組んで飛ぶペリカンの場合、後方のペリカンは前方のペリカンから余分に揚力を貰う事を研究者は発見しました。その結果、単独で飛行するよりも心拍数が15%低下しました。これを応用した技術者がいました。2機のジェット機に精密電子機器を搭載して、約90m前方を行く先発機に対しパイロットが特定の位置を誤差30cm以内で飛び続けられるようにしました。結果は、後ろを飛ぶジェット機の受ける抗力は通常より20%減少し、燃料も18%減少したそうです。
まだまだ自然から学ぶものが今まで学んだ事より沢山あると思います。それは、知る事によって楽しい事や興味深いものだと思います。実際に役立つものも出てくるでしょう。私達の多くは、科学者や技術者ではありません。しかし、是非御覧になって下さい!自然界の生き物は全て協力し合っているのです。そうしないと生きていけないのです。その事をせっかくのボルネオ旅行から学びたいと思います。自然界の知恵と協力関係は、私達の大事な先生ですね!-
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