最近何度かランカウイ島について紹介させて頂いています。が今日もほんの少しだけ触れてみます。
よく尋ねられます、「マレーシアへ行くんだけど何処がお勧めですか？」と。答えは、「お勧めがいっぱいあって自分でもよくわからん」です。それくらい色々素敵な処がいっぱいあります。お尋ねの中によくあるのは、「ペナンとランカウイではどちらがお勧め？」ですが、この問いかけにも本当に困ります。しかし、長閑にのんびりを望むならランカウイ島かもしれません。あくまでも「かもしれません」なんですよ。ペナンでも、長閑でのんびりの場所やビーチが沢山ありますから。ペナンの方はペナンからマレー半島各地にも手軽に動く事が出来ますし、ジョージタウンという大きな町（都会）が島内にもあり賑やかな、人口の多い島です。
一方ランカウイは、閑散とした島です。一番の中心地クアタウンでもペナン島の何処かのローカルな町と同じ位の町です。それだから島全体が長閑です。両島とも国際空港がありますが、人口が１００万人と５〜７万人の違いがあります。ペナンからは１３ｋｍのペナン大橋で本土の各地へ高速道路で繋がって観光移動に便利ですが、ランカウイでは、ランカウイ本島を基点に１０４島のそれぞれ変化に富んだ島巡りを楽しむ事が出来ます。ランカウイ島も大きな島です。標高８８０ｍのラヤ山など内陸部にも渓谷や滝やジャングルなど楽しむ見所がいっぱいありますが、やはり売り物は海です。海をトコトン楽しむならランカウイでしょう！ビーチ、マリンスポーツ、釣り、島巡り等などです。
写真は島の南側四分の一くらいが画像にとらえています。澄み切った水が溢れ七つの滝で有名なテラガ・トゥジューから眺めたところです。一番遠くに写真の左から右端まで幅いっぱいに半島のように見えるのはダヤン・ブンチン島です。その向こうに写真では分かり辛いですが重なってトゥバ島がありその間を船やクルーザーでまるで天然の運河か大河を通って行くような錯覚をします。しばらくの間この素晴らしい海峡？の景色に虜になります。そして、写真の遥か遠く左端に僅かに白いものが見えるところが島で一番の繁華街クワタウンです。