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from: モトパシアさん
2007/08/31 11:44:51
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マレーシアの国蝶
皆さんは、日本の国蝶を知っていますか?もちろん知ってる人は知っている。知らない人は憶えてね。それは「オオムラサキ」です。タテハチョウ科の中で最大級の蝶で紫色のそれは美しい蝶です。北海道から九州まで日本各地に分布し、日本以外にも朝鮮半島・中国・台湾北部・ベトナム北部に分布しています。国内では生息環境が限られ、適度に管理された、やや規模の大きな雑木林を好んで生息する傾向が強いので観察された方もいることでしょう。
ところで、このオオムラサキの美しさに勝る蝶を国蝶にしている国も結構あります。その一つにマレーシアの国蝶があります。それがこのアカエリトリバネアゲハです。 Rajah Brooke butterfly (ラジャ・ブルック・バタフライ)と呼ばれ、Trogonoptera brookiana(トロゴノプテラ・ブルーキアナ)が正式な学名です。
大きさは日本のアゲハチョウよりも一回り大きくなります。
近頃は日本でもアゲハチョウを見ることがなくなりましたから、あまり比較にはならないかも知れません。 残念なことですね。
ところで、日本には250種ほどの蝶がいるそうです。
蝶の楽園、台湾が350種ほどですから、日本もまだまだ捨てたものじゃないです。
ところで、このアカエリトリバネアゲハはマレー半島やボルネオでよく観察されます。そのボルネオですが、この島全土で見られる蝶の種類、今のところ945種だそうです。沢山居るんですね。この「今のところ」という言葉を使ったのはまだまだ発見された新種の未登録やこれからも発見される新種も多数いると言うのが本音です。その種類、数は群を抜きます。 すごい!の一言です。
ちなみに蝶と蛾の違いですが、学術的な事もあるそうですが、 簡単に言うのなら、蝶は決して夜は飛ばないそうです。 したがって夜飛ぶのはほとんど蛾、と覚えておきましょう。
蘭の仲間に、蝶に似たファレノプシス(胡蝶蘭)がありますが、その学名の「ファレノプシス」は「蛾のような」の意味がありますが、それよりも中国名の「胡蝶蘭」がイメージ的に良いですね!
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