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from: モトパシアさん
2007年09月19日 18時58分59秒
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クチン旅情
旅客機が高度を下げ、雲の間から心待ちにしていた風景が見えてきた。サバのコタキナバルと違った興奮と感動が目の前に見えてくる。「Beautiful Borneo」と呼ばれるサラワク州の州都クチンと周辺の姿がそこにあるのです。
機上から眺める人口50万人のクチンは、ゆったりと流れるサラワク川が抱え込むように見える。言い換えればサラワク川の一点のほとりに、あの大きな町のクチンが意外に小さく見えるのです。
クチンは19世紀半ば英国人のジェームス・ブルックがブルネイのスルタンからラジャ(王)の地位を戴き東南アジアで初めて白人の王が誕生して栄えた町です。今でも当時建てられたコロニアル建築が沢山残っています。
サラワク川の南側が旧市街で、コロニアル風の建物やホテル、ショッピングセンターなど観光の基点となっています。北岸は州政府などの行政機関や様々な施設があります。
クチンは本当にゆったりとした町です。緑が生い茂る中に町があり、これぞ「ボルネオの町」を魅了してくれます。北にサントゥボン山が聳え、美しいダマイビーチはクチンが自慢のビーチリゾートです。30以上もの民族が住むコスモポリタン・クチンは多くの旅行者を虜にしてきました。ここを訪れた人は必ずと言っていいほど再びクチンを恋焦がれて戻って来るのです。なぜでしょうか?その答えが未だ言えない私です。言える事は、ここへ戻って来ないと落ち着かないということです。
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