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from: モトパシアさん
2009年05月15日 19時01分30秒
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感動の地・ボルネオ再び!
潜酔士さん、どうもありがとう!嬉しいメッセージです。投稿のトラス・マジに興味を持って頂いて光栄に思います。是非、実現されて頂きたいです。そして、体験を是非聞きたいです。私がトラス・マジに登った20年前と随分と変わったかに思えますが、私が味わった最初の感動は少しも変わることなくあります。
それ以前にも、それ以後もサラワクの奥地や国境を越えてのインドネシア・カリマンタンでの感動は語りつくせないほどです。2年前の「感動の地・ボルネオ」を投稿したことを思い出したので、また、そっくり再投稿しました。以下をご覧下さい!
感動の地・ボルネオを語る時、どうしても忘れることの出来ない方の体験を思い出します。
その方は、1880年に裕福な名家に生まれました。待ちに待った初めての子供として大変愛され可愛がられ、幸せに包まれたスタートでしたが、1歳半を越えた頃、突然、熱病に襲われて視力も聴力も失ってしまいました。それ以来、そうこの方・ヘレン・ケラーは音も光も言葉も存在しない世界にたった一人で住む事になりました。母親とさえ満足に意思を交わすことができず、周りの世界で何が起こっているか分からないまま育っていきました。幼いヘレンはやるせないいら立ちを爆発させては暴れることもたびたびでした。アン・サリバン先生が家庭教師としてケラー家に呼ばれたのはヘレンが7歳になる前でしたが、ヘレンは後にその日を「私の魂の誕生日」と表現しています。
その日の出来事を是非読んで頂きたいと思いますが、サリバン先生の辛抱強い努力と苦労によってヘレンは物に「名前」があることを苦しみながら理解し手のひらに指で綴られた感触で新たな世界を知るスタートに着いたのです。サリバン先生が井戸小屋でヘレンの片手に冷たくほとばしる水を受けさせて、片方の手に「水・w-a-t-e-r」と書きました。ヘレンはこう語りました。「突然、私は何かを思い出すような漠然とした感覚に襲われました。・・・・w-a-t-e-rというものが、私の手の上に流れ落ちてくるこの冷たくて素敵なもの」を意味するのだと悟ったのでした。彼女はもっともっと学びたくなって井戸小屋を出ました。彼女は言いました。「あらゆる物に名前があり、その一つ一つの名前が新たな思考を生み出すのでした。家へ戻る道すがら、私の触れるもの全てが命を吹き込まれて打ち震えているように思われました。それは今まで知らなかった新しい見方であらゆるものを見るようになったからです。」
このヘレンの大きな感動の体験ほどではないにしても、私がボルネオへ最初に足を踏み入れた時、私にとってそれまでの思いを一掃され新たな見方であらゆるものを見るようになったのです。ボルネオが私にとって初めての熱帯の地ではありませんでした。それまでフィリピン、べトナム、タイ、ラオス、ミャンマーなどや他に数え切れないくらい多くの国や地域があり、しかも何度となくリピートしてきた経緯があった私でしたが、ボルネオによって新たなスタートを踏み出しました。
熱帯雨林と関わりのある人々の生活!網の目のように流れる川の民としての生活!広大な海原を生活の場とした生き方!類稀な動植物の宝庫!この世のものと思えない美しい自然!このように掲げていくと言い尽くせない形容の言葉が次々と出てくるボルネオです。ヘレン・ケラーが新たに感動の出発できたきっかけがサリバン先生との出会いでしたが、私にとってはボルネオとの出会いがそうでした。
ところで私は私だけでないと信じています。これからも私と同じような感動を!ボルネオとの出会いによって味わう人がいるかもしれないということを。ひょっとしてあなたではないでしょうか!-
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潜酔士、
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コメント: 全1件
from: 潜酔士さん
2009年05月16日 11時41分24秒
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「Gunung Trus Madiの件」
おはようございます。
連絡いただき感謝しております、ヘレンのお話やモトバシアさんの体験など非常に参考、又共感いたしました、私単細胞でして、理屈より感情で動いてしまって、、、、、トゥルス マディは完全に飲み込まれました、頂上に到達よりも、熱帯雨林樹林帯の行程や地形が頭の中で跳ね回っています。
昨日、サバツーリズムの事務所にお邪魔し、トゥルス マディの情報をお聞きしてきました、やはり地元のガイドをつけた方がよいとのお話です、ハンフリー担当官でしたがとても親切な方でした、コタキのローカルの登山愛好家などお聞きしたのですが、主だって登山をするグループはないとの事でした、今コタキに住む、知人や友人に声をかけております、一人では非力ですので3〜4人での登頂を考えております、7,8月と日本に帰らねばなりませんので6月か9月の登山になると思います、いずれにしても、もう少し情報を集めてからにします、ありがとうございました。
小生、リカスに生活しております、コタキでお会いできれば幸いです。
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