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from: モトパシアさん
2011年12月22日 17時33分16秒
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バリオから南へのトレイル
写真はバリオの外れ地の景色です。
バリオは奥地クラビット高原の中心の部落です。もちろんその名の通りクラビット族達の住むところです。大きく分けて9つの部落が点在しています。
ところが、南へ行くと幾つかの部落はプナン族の定住部落です。プナン族の定住部落?そうです、彼らは以前は完全な採取狩猟民族で、ジャングルの中を移動し、ある場所では3ヶ月、ある場所では半年と居住しながら、一生をジャングル移動で生活していました。
その彼らが定住しています。しかし今でも移動するプナン族が、幾つかいるのです。ですが定住型のプナン族もその習慣が若干残っています。
バリオからそのプナン族の定住地に近いのは、真西に向けてタマ・アブ山脈の渓谷を抜け、山脈を横断するような形で山脈の反対側にあるパ・チッ部落への約17,1KMのところがあります。
また、バリオから真南に歩いて約4時間のところにパ・ブラン部落があります。
パ・ブラン部落を話します。ここはバリオから最も近いプナン族の居住地です。タマ・アブ山脈の東側に沿って南へ行きます。
バリオを出て2時間くらいでジャングルの中で幅広い川に遭遇します。ここに大きな長い丸太の木が一本架けられているだけです。渡るのにかなり勇気がいります。渡るとそこからはプナン族のテリトリーです。
最初にも述べましたが、定住している彼らですが、昔の彼らの習慣が途絶えていません。ジャングルに果物が沢山生り始める時期に部落を訪れても誰もいません。パ・ブランの部落の居住者は少ないためではありません。誰一人、子供、女性にもあえません。皆どこかジャングルの中でいるのです。ですから彼らに会うには雨期の頃か、終った3月4月が良いでしょう。
別に会わなくても良いのに?と思われるでしょう!ですが私は彼らがジャングルのお供にとても便利なのです。交渉すると食事込み、居住する家込みで、ジャングル探索が出来ます。全てジャングルの宿泊するのに適したところで賄ってくれます。もちろん一日中案内してくれます。
もう彼らと居ると恐いもの無しです。後でプナン族を再度紹介しますが、生きた立ち木を利用して素晴らしいホテルをあれよあれよと言う間に作ってくれるのです。ですから一人では行けないところまで、地理を把握している彼らの案内で動植物はもちろんです。魅力の???まで観察する事が出来ます。またこんな奥地でもラフレシアも観られます。
3月にまた行きたいと思っています。ですからバリオからのルートで今は迷いきっています。-
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