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from: モトパシアさん
2011年12月25日 17時26分12秒
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クラビット族の国のバリオ 4
写真はバリオ渓谷です。
クラビット高原のバリオの渓谷は、本当に深いです。峡谷がそそり立つというのではなく奥懐が長く続いているのです。山の山頂まで云わば分水嶺までが遠いのです。ですから、未だどの渓谷の源水域に行ったことがありません。
私など蘭や植物などの自生地調査研究のものにとって、この分水嶺近くが探索的に美味しいのです。新種発見がよくあることですが、一人旅の私にとっては厄介で危険なものです。
過去に苦い体験がありました。
場所は違いますが、このクラッビット高原の東側、国境をインドネシアの東カリマンタンに移してスサヤップ川の奥地の高原部落ブヌアンを訪れた時、少し探索に欲がでて奥へ奥へと進み、分水嶺にたどり着き尾根を歩いて行くうちに最初に来た谷が分らなくなりました。
それからもとの部落まで3日かかりました。夜はビニールシートを小さめに折りたたんで、その四角の縁に沿って溝を掘り、斜面に沿って水が流れるようにしてその上にテントを張らずに大き目のビニールシートを広げてその中に荷物や体を入れて寝るのです。夜中には凄い土砂降りにもこれなら耐えれました。
ジャングルの中では獣は恐くないです。それ相応に音や声を立てていきます。山ヒルには常に防虫スプレーです。
しかし、厄介なものがいます。森から明るい草原へ出る時の境目では、要注意です。草原から大好物の蛇を狙っているキングコブラに遭遇するからです。対処方法は私はここにいてお前には危険な人物だから早く立ち退きなさいとずうっと手前から知らしめることです。
ボルネオの奥地では色々と学んできました。-
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