新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

マレーシア&ボルネオを楽しもう!

マレーシア&ボルネオを楽しもう!>掲示板

公開 メンバー数:57人

チャットに入る

サークル内の発言を検索する

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: モトパシアさん

    2012年01月10日 09時48分17秒

    icon

    ボルネオを川から奥地へ②


    ボルネオでは大きな長い川が沢山あります。
    それらの色々な川を遡って源流域を訪れる旅に出ると、大きな楽しみが目的地へ着くまでに待っています。その途中での過程で面白いものに出会ったり、様々なその地の情報を聞いたりします。

    ある時期にこのような事がありました。数百kmも奥になると大きな定期船から降りて、ロングボート乗り換えて奥の部落へ遡って行きます。ところが、川岸にいくつものボートがじっと何かを待ち伏せしているように待機している場面に出会います。

    こんな場面に何回か遭遇します。話を聞くとワイルドピッグ(イノシシ)の群れが川を渡る時期なので、川の中を泳ぐのを待って捕えると言うのです。このイノシシ狩りは、ムシン・ブラナン(泳ぎの季節)と言って一ヶ月間、一年に二回あるのだそうです。

    毎年渡る場所も渡る方向も一定で変わらず、ほとんどの場合、川幅の広い真っ直ぐな川を渡っています。イノシシはよく知っているのですね。曲がりくねった川幅の狭い処は流れが速く困難だという事を。
    そして、そのことを部落の男たちも知っています。

    そのイノシシの群れがちょうど川の中央に差し掛かった時、待ち構えていた多くのボートがいっせいにエンジンを吹かし群れに突進します。見事槍で突いて仕留めるのです。

    奥地へ行く時は、お土産を持っていくのが鉄則です。宿泊や何かの足代わりになるボートやその他諸々にお金だけでなく、このお土産がものを言うのです。お菓子や布、様々な道具や入れ物。一番はタバコなのですが、私自身吸わないし、主義上吸わせたくないので持って行きません。

    ボルネオ島全体には、本当に鍾乳洞が多いです。石灰岩の地層が多いためです。それはボルネオ中央の各河川の源流域も同じことです。そのため奥地の人々の換金産物の一つにツバメの巣も採るのです。
    ですからそれらを買い取り商売をしているブローカーにも会うことがあります。


    • サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 1

    icon拍手者リスト

    shima

コメント: 全0件