サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
-
from: モトパシアさん
2012年05月26日 11時01分04秒
icon
マレーシアでの料理を楽しもう
これまでもマレーシアは多民族の国家でそれぞれの文化や伝統を保ちながら暮していることをお知らせしました。ですから料理にしても多種多様なものを楽しむことができるのもマレーシアの魅力です。
スパイスとココナツミルクをふんだんに使ったピリ辛のマレー料理、それぞれの中国各地の中国料理、そして、同じように沢山スパイスをつかっているのに、マレー料理と一味違うインド料理など。面白い事に、中華麺を使ったマレー料理があったり、マレー料理のスパイスを使った野菜炒めが中国料理の定番になっていたり、他の民族の調理法を取り入れた新しい料理も生み出されています。
ここで、マレーシアのそれぞれの民族に関係なく愛されている、これぞマレーシア料理というものを今回は2つご紹介致します。その1つがナシ・ルマッです。もう1つがロティ・チャナイです。
ナシ・ルマッは、nasi(ナシ)は「ご飯」で、Lemak(ルマッ)は「ココナツミルクで料理したもの」のことで、ココナツミルクで炊いたご飯のことです。サンバルという辛いソースと、揚げ小魚、ピーナツ、ゆで卵、きゅうりを添えて食べるのが基本形です。
ソースと一緒にご飯を口に運ぶと、ピリッとした辛いソースが舌を刺激し、ココナツミルクの甘さとご飯と一緒に炊き込むパンダンの葉の香りが口の中に広がります。
朝ご飯の定番ですから、道端の屋台などでは新聞紙で三角に包まれたナシ・ルマッがテーブルの上に山積みにしているのを目にします。ホテルやレストランでは、ルンダンというスパイスとココナツミルクで肉を煮込んだものなども添えられた豪華なものを食べる事も出来ます。
ロティ・チャナイ(roti canai)は、小麦粉、卵、水などを混ぜた生地を薄くのばして焼いた、インド風のパンのようなものです。このロティ・チャナイは、味も美味しいのですが、作り方がとても面白いのです。こぶしくらいの大きさに丸めた生地を、台の上で押し延ばしたあと、端を両手で持って持って、体の前で小さな弧を描くように振り回します。生地は空中をひらひらと舞いながら段々と薄くなっていきます。「もうこれ以上のびません」というところまでくると、薄く延びた生地を重ね合わせて鉄板の上で油をふりかけながらこんがり焼きます。
外はかりかり、中はふわふわのロティ・チャナイの出来上がりです。プレーンのものをカレーと一緒に食べたり、バナナやカヤ(ココナツミルクとパンダンで作ったジャムのようなもの)を中に入れて焼いて食べます。
さてナシ・ルマッやロティ・チャナイなどピリ辛の料理を食べると、甘いものが欲しくなります。そんな時、お勧めなのが、「テ・タリッ」です。teh(テ)は、「お茶」で、tarik(タリッ)は「引っ張る」という意味で、コンデンスミルクをたっぷり入れた紅茶を2つの器に注ぎかえながら混ぜ合わせたものです。その時に2つの器がなるべく離れるように、まさに「引っ張る」と空気がたくさん混じって、味がまろやかになるのです。ロティ・チャナイと同じく、美味しさだけでなくパフォーマンスが楽しい飲み物です。
マレーシアには、おいしいものが沢山ありますが、日本人には少し甘すぎたり辛すぎたりがありますね。甘いものが苦手な方には、[kurang manis](クラン・マニス。あまり甘くしないでね!)或いは、[kurang pedas](クラン・プダス。あまり辛くしないでね!)と言う言葉を是非お使い下さい。-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 1
icon拍手者リスト
潜酔士、
-
コメント: 全0件