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from: chinkisanさん
2012年07月11日 09時14分36秒
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どうぞよろしくお願いします。
7月1日にバリ島から帰り、途中でクアラルンプールのセントラルマーケットでプナン族の背負い籠を買いました。新しいものですが作り方は全く以前と同じです。その技術は素晴らしいものです。
そんなこともあってネットでプナン族のことを調べていたらこのサークルに出会いました。東南アジアの籠編みに関心を持っています。どうぞよろしくお願いします。-
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コメント: 全3件
from: モトパシアさん
2012年07月11日 15時58分42秒
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「Re:Re:どうぞよろしくお願いします。」
送信してびっくりです。長々な文章にまたなりました。なにぶん、喋りが商売なものですから、いつもこんなになります。どうか驚かれないように御願いします。
短い文をもって語れない、まとめ切れない、或いは、要点だけを話すのに物足りない思いがするのが欠点です。その時点で相手がどう思うのかを脳のどこにも引っ掛かりがありません。
本当に困ったものです。
ですから、飲み会でもいつも「喋りすぎマン」「喧しいクマゼミマン」です。嫌がらずにどうか宜しく御願いいたします。
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from: モトパシアさん
2012年07月11日 15時04分48秒
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「Re:どうぞよろしくお願いします。」
chinkisanさん、こんにちは!ご投稿を嬉しく思います。プナン族の背負い籠をご購入されたのですね。セントラルマーケットにはよく買い物に行きます。と言うより待ち合わせとかバーゲンセールを買ってお土産になどなど。沢山のおみやげものや骨董品まで置かれて楽しい時間を過せます。
chinkisanさんは竹細工や籠編みがご専門で、プロの目で見られた評価ですから私まで嬉しく思いました。実は私も背負い籠をいくつか持っています。かなりの数が彼らが実際に使っていたものなどですが、プナン族以外にも幾つかあります。
その中に竹編みで、どのように曲げても折れなく柔軟性があり、物を入れない時は全くの小さな姿で、物を入れると2倍、3倍にも大きくなります。約30年前に手に入れたものですが、全く劣化していません。どの部族か忘れましたが、オラン・ウル族(ボルネオの奥地の5部族の総称)かイバン族か定かでありません。その当時の私はまだ民俗学に目覚めていなく、蘭や動植物だけの関心しかありませんでした。
chinkisanさん、イバン族の籠にもご興味がお有りなようですが、是非サラワク州の州都クチンをお訪ね下さい。イバン物が豊富です。例えばウォーターフロント(サラワク川のほとり)には、芸術物、民芸物、骨董物を扱う店が軒並み並んでいます。またクチンのウィークエンドマーケットやサンデーマーケットでもイバン族の人達自身が売りに出しています。
奥地の部族(オラン・ウル)の作ったみやげ物についてですが、ボルネオ奥地での生活、それがマレーシアでもインドネシアのカリマンタンでも今では何処へ行ってもお金が重要になっています。そのため、お金を稼がないといけません。
もちろん自給自足で用は足りるのですが、外部からの食料品や塩、衣服又は少しの電気製品などなどに金銭は必要です。そのため換金産物が、とても重要視されます。
例えば、ツバメの巣、籐(ラタン)。{(注)移動プナン族は物々交換を基本としています。彼らの籐製品(ラタン)の敷物のつくりと模様デザインは時間と丁寧な手作業で優れていますから、取引相手の同じ奥地の民・クラビット(ケラビット)族にも評判がいいです。}
、沈香(ジンコウ)、砂金など。
それらを商売人が買い求めて奥地への船旅で行くのです。カリマンタン(インドネシア側)の場合、各河口付近の都市のブローカーが買い求めの船旅をします。
彼らのその買い求めてきた物をその都市の総ブローカーが買取って、ジャワ島のスラバヤやジャカルタ等の商売人に引き渡すようにしています。また、奥地で集めてきたものを、そのまま大きな商売人に売りさばいているブローカーもいます。
籐(ラタン)のできは、各部族によって大いに良し悪しがあるそうです。先程も述べましたが、サラワク(マレーシア側)のプナン族のラタンの敷物の織りは非常に良く、芸術品の域ですが、やはり代々の生活の中で何を重視して受け継いでゆくかの姿勢かもしれません。
余談になりますが、実際彼らと交渉すると、(もちろん間にクラビット族を仲介にして)びっくりするような安価で買えます。ボルネオに通じている私でも信じられないくらいなのです。
ボルネオのサラワクには本当に感謝していますし、魅力を感じています。なぜか?
インドネシア・カリマンタンでは、各河川を何日も遡っても緑豊かな森林は見えません。奥地へ飛ぶ飛行機からも見ても失望の連続です。
しかし、マレーシアのサラワクの奥地は、嬉しい様相をまだまだ沢山見せてくれます。
率直に言いますと、インドネシア・カリマンタンは、そんな最奥地まで伐採と焼畑で広々とした原生林を見る事は出来ません。部落もそこに住んでいる人達も減少しています。
一番の原因は昔と言っても1960年代のインドネシアとマレーシアとの国境紛争で各部族は、下流域へ下ったり、或いは分水嶺を越えてマレーシア・サラワクへ分散していったからです。第二には、そんな空域地は反対者無しで伐採のし放題だったからです。
マレーシア側サラワクは、インドネシアほどではなかったのです。政治的、商業的、英国の影響などなど色々と作用したかも知れません。しかし、奥地の部落の周辺は、焼畑の影響で森林が二次林、三次林の様相で、日本の里山風景です。
ですが、やはり自然豊かです。しかもサラワクにはまだまだ広大な原生林があります。なぜ手付かずの、未踏の原生林に拘るのか?長い間育った森林は、一度壊れると容易に復元されない。と同時にまだまだ知られていない動植物や他の生物達の貴重な住処なのです。
サラワクは本当に魅力一杯の地域です。素敵な海、海岸、川、ジャングル、山、それに町や村、部落などなど。訪ね歩くのに退屈しません!是非サラワクも訪れてみて下さい。
プナン族については、「モトパシアのワンダーランド」のアイテム「ボルネオの奥地の民(オラン・ウル)の一つ、プナン族」などもご覧下さい。
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from: chinkisanさん
2012年07月12日 19時35分17秒
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「Re:Re:Re:どうぞよろしくお願いします。」
貴重な情報ありがとうございます。
>竹編みで、どのように曲げても折れなく柔軟性があり、物を入れない時は全くの小さな姿で、物を入れると2倍、3倍にも大きくなります。約30年前に手に入れたものですが、全く劣化していません<
ものすごく興味があります。狩猟採集民や焼き畑農耕民が驚くほど高度な計算された技術を持っている例が南米にもあります。コロンビアのデサナ族など。原始的といわれる人々の叡智はすごいものがあると思います。私にはかご編みのことしか分かりませんが。
今夜これから岩手に行って、明日から3日間被災地でクラフトテープのかご編みの指導をしてきます。しばらく失礼します。
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