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from: モトパシアさん
2019年10月02日 23時36分39秒
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レターの返事をこの掲示版で掲載させて頂きます。
文の内容から広く載せても良いかなと思いここに書かせて頂きます。
ある方から嬉しい質問を頂きました。次の通りです。
「こんにちは。長い間投稿されていませんでしたので、心配しておりました。これでまた、興味深いお話を伺えるかと思うと、嬉しくてたまりません。モトパシアさんの古い記事で、バリオの谷に分け入った時、靴くらい大きいネペンテス・ビーチーを発見されたとあり、行ってみましたが、さっぱり場所がわかりませんでした。どうやって行けばいいでしょうか。それから、ロン パシアへは、バリオから歩いていくしか方法はありませか? お忙しい中すみません。お時間のある時にお返事を頂けましたら幸いです。」です。
まず、クラビット高原の中心部落・バリオですが北側が山脈の尾根があり谷が深く入り込んでいます。ネペンティス(食虫植物・ウツボカズラの仲間)・ビーチ・バリオエンシスですが、谷ではなく尾根に自生しています。バリオの南方のパ・ウモルかパ・ルンガンの部落に向けて約5kmから7km歩くと小高い峠に差し掛かります。その峠から山道(トレイル)をそれ右側の尾根(分水嶺)に入ってい行きしばらく獣道を歩いて行けば必ず見つかるはずです。ビーチは樹木に巻き付いて株が昇っていきますが、地面を匍匐していくものもあります。もちろん重力に逆らわない、地面に袋を置いているのは大きくなりラジャ級になっているものもあります。ここのビーチは匍匐しているものばかりです。この場所に入った時、しばらく感動と怖さとで方針状態でした。
ロン・パシアは、バリオから行けば、何十日か、順調にいって半月歩かねばなりません。ところでバリオはマレーシアのサラワク州の奥地で南にはインドネシア・カリマンタン(東カリマンタン)との国境があります。ロン・パシアはマレーシア・サバ州で、すぐ近くにサラワク州や或はほんの少し離れてブルネイ、すぐ南はインドネシア・東カリマンタンの国境があります。面白いことにバリオには主にクラビット族が大ぜいを占めていますが、このサバ州のロン・パシアにも同じ部族がいます。ですが、呼び名が違って、「ルン・ダエ族」と呼ばれていますが同じ部族です。サバ州では少数民族です。共通して習慣や言葉があります。
余談をしてしまいましたが、このロン・パシアへは、K.K.(コタ・キナバル)からが一番早く行けます。手段は車で行くことです。もちろん、路線バスや定期便などありませんのでレンターカーで行くことです。幾つかルートがあります。
行きは、どうでしょうか?コタ・キナバルからいきなり東側の山脈越えでタンブナン、ケニンガウ、そしてテノムと来て、テノムで一泊、そしてロン・パシアへ。テノムまで快適な道です。1000mを越える山脈越えも良い道ですので安心して運転出来ます。この山脈を越えるあたりから有名なラフレシアの開花情報を基に探索も出来ます。タンブナンは高原部落でのどかな風景を楽しむことが出来ます。タンブナンから大きな部落ケニンガウ、そしてテノムまで一直線の国道です。50kmから60kmがほぼ一直線で風景やら途中の部落でのしょくじやら買い物も楽しめます。テノムまで徐々に標高が下がってきます。が、またテノムからロン・パシアまで標高が上がってきます。
ロン・パシアでの過ごし方はまた後日お話できると思います。ロン・パシアは是非行くべきところです。絶対に!
帰りは、ロン・パシアから、北に南シナ海にむけて下りて行き海岸線を通ってK.Kに戻るとまたそれぞれのカンポン(部落)を楽しんで帰れます。帰りはこのコースですと朝ロンパシアを出ると夕方にはKKに着きます。
かいつまんで、お答させて頂きました。また細かい質問などもお待ちしています。長い文になったため今日はこの辺で終わらせて頂きます。-
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