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from: モトパシアさん
2020年04月04日 17時54分09秒
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クラビット高原の双峰・バトゥ・ラウィ・②(クラビット族の伝説)
先日にも述べました様に、このバトゥ・ラウィの地域は、オラン・ウル(奥地の部族)にとって神聖な場所で秘めたる処です。自然環境からみても生物の多様性の豊かな地域で世の中に知られていないものも数えきらないほどあります。
今日は、クラビット族の伝説を紹介しましょう。
その伝説によるとこの二つの峰は、夫婦であり、このクラビット高原の守り神です。
ある時、バトゥ・アポイと呼ばれる火の山がすべての生物を燃やそうとした時がありました。しかし、バトゥ・ラウィがそれを倒すため反撃し火が消えました。クラビット高原の部族たちは、感謝と崇敬の念を持ってバトゥ・ラウィを信仰しています。
クラビット族の人々は、伝統的にバリオやバクラランなどの部落から、巡礼でバトゥ・ラウィを訪れます。
森林(ジャングル)の中を抜け2日間の歩いての小さな旅です。
クラビット族の慣習によれば、巡礼で彼らが最初にその山を視界にとらえた瞬間から、彼らがバトゥ・ラウィの麓に立つ瞬間まで、バトゥ・ラウィの頂の精神に背くことを恐れてその山の名前を決して口に出してはならない掟があります。過去にこの掟に逆らったかどうかは分かりませんが、この雄峰が自然発火で炎が上がった目撃が多くありました。
雄峰に最初に登頂成功したのは1986年のことです。そのことについてまた次回にお話し致しましょう。今回も読んで頂いてありがとうございます。-
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