新年になりました！新たな気持で望む方々も多いかと思います。もちろん私もそう思っています。
私はいつものことですが、新たな決意で望む新年はその思いとは裏腹に一年を終える頃、最初に抱いた願いの殆どを達成出来ないままに終え、いつも新年を迎えることになってしまいます。

皆さんは如何ですか？去年一年を振り返って良い一年でしたか？楽しい思いを体験された方や辛い思いを体験された方、或いは目標に向かって進まれた方や逆にそれを失った方もいらしたのではないでしょうか？昨年は世界情勢危機の中、とりわけ、近隣の軍事脅威下での不安な思いを持たれた方が大勢いらしたのではないでしょうか？これからまだまだ大きな嵐が吹きまくるとの風潮が伝えられています。
日本から出たり入ったりする人間にとって大きな足かせになりそうだと思われます。

しかし、よく考えてみると、そんなことはいつの世でも大なり小なり同じ事が起こっています！生活苦境、経済苦境も今に始まったことではない。これからも大きく好転し難いかもしれい。だからこそ一度見方や考え方を変えてみてはどうだろうか！

ひょっとしたら私達誰しもが自分の立場や環境そして今まで歩んで来た道に満足している人はいなかも知れません。
私はこう考えています。自分の歩んで来た道は、もちろん自分しか体験出来なかったもの、自分だけの経験です。それがどんな道のりだったとしても自分だけの貴重な体験です！一つも無駄な経験や体験はなかった筈です。年月を加えていきますといつもながら苦しかった経験が今では本当に良いものだけに感じとれるのです。
だったら積極的に大いに楽しむようにしよう！楽しく感じよう！充実感を味わおう！もっともっと学んで他の人達を励ます感動を伝えたい！だからそんなふうにいつも思える感性や視点を養い続けたい気持です。

以前にも話したことがありますが、東南アジアの田舎や山岳を旅してよく思うのは、小さな子供達がよく家業を手伝っていることです。言葉を言い換えれば、手伝わせざるを得ない家庭環境で、子供たちは重要な労働力です。学校に行く時間を削って手伝いしますし、もちろん行けない子もいます。
皆さんはどう感じますか？とても悲しく残念に思われますか？私もそう思います。しかし、見方を変えれば、そうであっても大事なこともあると思います。

同じ東南アジアの都会の生活では、或いは、日本、韓国や中国では、勉強に専念させるために家事やお使いをさせないどころか親が塾の送り向かいをしている習慣になっています。私には、学校で学ぶことは大事だと思いますが、それ以上に家業を一生懸命に手伝っているそれらの子供たちはもっと大事な貴重なものを多く学んでいるように思います。

旅を通して多くを学んできました。国が違えばそれぞれの習慣があります。しかも、どこでも家族が一生懸命に生きています。真剣に生活しています。無駄なことをしていません。そこに目を向けてみると、新たな励ましと感動が見つかるのです！
さて、独り言はこのくらいにして、この「マレーシア＆ボルネオを楽しもう！」はほとんど休業状態でした。これからは、少しづつでもお喋りや質問が飛び出したり、何でも語れるところに戻りたいですね。貴重な体験が聞ければ嬉しいですね。是非多くの方々に遊びに来て戴きたいです。待っています！