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マレーシア&ボルネオを楽しもう!

マレーシア&ボルネオを楽しもう!>掲示板

公開 メンバー数:57人

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  • from: モトパシアさん

    2020年04月23日 09時47分36秒

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    ご投稿をお願い致します!(質問・発表・感想・体験・計画など)

    是非ご投稿をお願いします。ここは皆さんが楽しむところです。私だけの発表の場所ではありません。しばらく、この掲示板をお休みしていて超長期休暇状態はご承知

    是非ご投稿をお願いします。ここは皆さんが楽しむところです。私だけの発表の場所ではありません。

    しばらく、この掲示板をお休みしていて超長期休暇状態はご承知だと思っています。現在、私の活動環境が少しづつ整てきていてまた頑張って発信しています。今までの分を一生懸命に挽回しているところです。(笑)以前みたいに空白期間をあまり空けないように努力しています。(笑)


    ところで、私の発信は、ライフワーク・研究などの志向からいつも熱帯ジャングルの関連ばかりですが、マレーシアの都会やその他の地方都市やカンポンなどの観光情報なども、もちろん知っています。あるいは、知らないものは知りません。(笑)

    知らないことは友人たちに聞くこともできます。現在、このコロナバイラス状況ですのでほとんど毎日、マレーシアの友人の誰かととLINEで話しています。それで尋ねることもできます。
    「どこどこが美味しくて安い」とか、「そこへ行くなら、是非ここを訪れたら如何ですか!」とか、などなど。

    皆さんも、またいつか気持ちよくマレーシアの旅が出来る様になれる時、役立つ情報を今からでも集めて思い廻らせて下さい。


    今はこの状況下で、このサイトやそれぞれの想いの中でマレーシアやボルネオの旅を楽しみましょう。どうか宜しくお願い致します。

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  • from: モトパシアさん

    2020年04月22日 18時09分12秒

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    クラビット高原の双峰・バトゥ・ラウィ・秘宝の一つ⑤

    バトゥ・ラウィの秘宝というものがまだまだ沢山あります。前回から少しの間考えていました。全てを公開して良いだろうか?現在未だ答えが出ていません。しかし、

    バトゥ・ラウィの秘宝というものがまだまだ沢山あります。前回から少しの間考えていました。全てを公開して良いだろうか?現在未だ答えが出ていません。
    しかし、ある程度はお知らせしないと私に何かあるとそのまま埋もれてしまうものも多々あると思います。私にか知らないものばかりだからです。

    今日は、世界中があっと驚くものの一つを今回と次回に続けて私の思いの中で構わない範囲内でお話させて頂きます。それで、その触りとなる文章をまず最初にお読み頂きたいと思います。
    それは私がこのサイトに8年前の2012年2月10日に記述した「クラビット高原の珍しい植物④」です。次の様に記載させて頂いていました。

    「クラビット高原はボルネオ・マレーシア・サラワク州の奥地のインドネシアの東カリマンタン州の国境付近に広がっています。この地域から西の方角に、正確に言うと西北西に僅かに離れたところにムル国立公園があります。このムルにはムル山(標高2,375m)がありやはり動植物の宝庫です。この地帯も石灰岩で出来た地域ですので、それは数え尽くせないほどの大小の鍾乳洞があり、いまでは世界中から観光客や動植物の愛好者が訪れています。

    ところで、このムルは世界中の蘭愛好者を驚かせた場所です。1885年に英国のサンダー卿が派遣したフォエルスターマンによって発見された蘭の自生地なのです。Paphiopedilum sanderianum(パフィオペディルム・サンデリアナム)です。ところが、この蘭が当時のヨーロッパで発表されてすぐに消息が絶えました。北ボルネオが原産とだけで数種の品種と交配が記録されるだけで世界の舞台から消えてしまいました。

    その後、何度となく調査探索されましたが、それ以後この蘭は再発見されることなく約100年間表舞台から忘れたものとなっていました。しかし、1980年代の始めこのムルで再発見されました。大騒ぎでした。当時は今ほどしっかりとした公園管理ができていませんでしたから、乱獲され絶滅寸前までになってしまいました。

    それほどまでの魅力ある蘭です。この花のペタルと呼ばれる部分が長く垂れ下がり長いもので約1mくらいまで垂れ下がります。これが2本下がりますので、ある意味では世界最大の花と言えます。あのラフレシアどころではありません。

    このサンデリアナムはボルネオのどこにもある訳ではありません。世界中でこのボルネオ・ムル山のある地帯しか自生地ではないのです。そう私もしばらくの間、疑いも無く思っていました。

    今から15年前、そのムル山から東へ約60kmのクラビット高原の北端のサラワク最高峰山のある谷で発見しました。石灰岩が侵食された谷で、岩壁に着生した、言い換えればへばり付いたように自生していました。ここのサンデリアナムはペタルがさらに長く、長いもので約1,5mはあります。当時の私にとって古生物学者が、ジャングルで生きた恐竜のティラノザウルスに出会った感がありました。」とありました。

    その地域が、このバトゥ・ラウィ山から少し離れたある谷でした。普通なら決して入り込むことが出来ない場所でした。
    次回にお話しさせて頂きます。

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  • from: モトパシアさん

    2020年04月08日 13時14分44秒

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    クラビット高原の双峰・バトゥ・ラウィ・④プロンタウ国立公園

    私は、マレーシアの東西を問わず多くの友人たちがいます。マレー系、中国系、インド系、フィリピン系など数えつくせないほどです(自慢・笑)。ビジネスでの関係

    私は、マレーシアの東西を問わず多くの友人たちがいます。マレー系、中国系、インド系、フィリピン系など数えつくせないほどです(自慢・笑)。ビジネスでの関係、趣味関係、その他の関係です。昼間は、ビジネスや私の趣味での行動が主ですが、夕方ともなれば、ペナンやバタワースでしたら周辺の行き付け、或は、KL(クアラルンプール)に居るなら、ブキッ・ビンタンの行き付けの店やアロー通りのオープンエアーの店での飲食と会話を楽しむ。これは、ボルネオのクチンやKK(コタキナバル)でも同じことです。後はカラオケ店に流れ込むパターンです。

    なぜこんなことを書いたのか、外食や飲食で、周囲の客人やバック・パッカーにも近づいて会話して情報にもアンテナを張っている訳です。

    それによって、サラワクのバリオやクラビット高原の存在も日本人で最初に知った者の一人かも知れません。それで、1980年代の後半から何度も訪れる機会が現在まで継続しています。
    前述したように許可を頂けばある程度採集や収集が自由でした。
    バトゥ・ラウィやその周辺の地域が、2008年にプロンタウ国立公園の延長として承認されてから自発的に採集などを控えていますが、以前は、植物が主要目的でもいつも捕虫網を持っていました。

    前置きが本題より長くなりましたが、このバトゥ・ラウィで、初めて野生の Rajah Brooke butterfly (ラジャ・ブルック・バタフライ)と呼ばれるTrogonoptera brookiana(トロゴノプテラ・ブルーキアナ)を捕虫しました。
    日本語では、アカエリトリバネアゲハです。サラワクの国蝶で現在ではマレーシアの国蝶です。羽を広げると約14cmもある大型の世界で最も美しい蝶の一つです。
    以前にもこのサイトの2007年の8月31日に「マレーシアの国蝶」で紹介を少ししていますので参照して頂きたいです。

    この蝶は、1855年にウォーレス(A.R.Wallace)が、サラワクで発見し当時サラワクの王・白人のブルックにちなんで命名されたものです。切手にもなっています。
    羽根の表は漆黒で前羽から後羽にかけて広い金緑色の帯が走り、羽の裏面の基部には赤色と濃青色の斑紋があります。
    陽光を受けて舞う姿は、特に美しく金緑色の帯がキラキラ浮き上がって見事です。
    ここへ来る以前は、「せっかくサラワクへ来たのだから、これだけは採って帰ろう」と思っていましたが、現実はそんな甘いものではありませんでした。が、しかし、このバトゥ・ラウィ山周辺は蝶の楽園でした。日当たりの良い川が網目の様にあり、その水を求めて集まってくるのです。蝶好きのマニアでしたら宙に舞い上がる思いでしょう。或は気絶するかも知れませんね。ここは、そんな素晴らしい楽園です。

    まだまだここには宝石のような宝物が沢山あります。また、お話させて下さい。

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  • from: モトパシアさん

    2020年04月07日 12時28分57秒

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    クラビット高原の双峰・バトゥ・ラウィ・③

    バトゥ・ラウィの雄峰に最初に登頂成功したのは1986年でした。英国、豪州のグループでした。また、そのこととは別に記録が残っています。ある時、このサワワ

    バトゥ・ラウィの雄峰に最初に登頂成功したのは1986年でした。英国、豪州のグループでした。
    また、そのこととは別に記録が残っています。ある時、このサワワクの奥地に不法に入ってきたスイス人・ブルーノマンサーは、定住プナン族の中で数年間住んでいました。そした、1988年にこのバトゥ・ラウィに登ろうとしましたが、失敗しました。
    2000年5月に彼はまた不法にこの奥地に入りプナン族と一緒に再度登頂を計画し行動を起こしましたが、その後、行方不明となり5年後合法的に死亡となりました。
    まさに神秘の山、聖なる山ですね。幾つかのエピソードで色づけされた神の山ですが、私には、大自然の最後の楽園・貴重な宝の山でしかない、それでしかないように見えます。

    バトゥ・ラウィの雌峰の頂上付近は、ロードデンドロン(シャクナゲの仲間)、貴重なシダの仲間、蘭科植物、ネペンティス(食虫植物のウツボカズラの仲間)、その他などが見られます。
    蘭研究家の私の自慢は、蘭科植物だけでなく他のありとあらゆる植物や動物の保有類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類、昆虫類やその他などや鉱物、岩石地層などまた天空の星座に至るまで、それなりに馴染んできました。
    それで、今回ほんの少し触れてお話しますが、ここのネペンティス・ローウィ(Nepenthes.lowii)は、サバ州のキナバル山のものやマレーシアの第の高山・トラスマディ山のものと少し違います。所謂変種です。また、後日お話しますが、数10種の新種の蘭などいくつもの貴重な植物が見られます。
    また、ボルネオ・サイチョウやハヤブサなどを含む67種の鳥類、ボルネオ・テングザルなどの哺乳類など20種が確認されています。
    もちろん、貴重な昆虫類も確認できます。

    ところで、このバトゥ・ラウィやこの地帯にあるサラワクで一番高い山・ムルド山などに登るにはポーターが必ず要ります。どうしますか?
    バリオやバ・クラランで雇うことが出来ます。一人1日当たり・80RMです。多少変化しますがこれが相場です。約4日間のトレッキングが楽しめますよ。世界で一番の魅惑の山へ行きましょう。

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    sita

  • from: モトパシアさん

    2020年04月04日 17時54分09秒

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    クラビット高原の双峰・バトゥ・ラウィ・②(クラビット族の伝説)

    先日にも述べました様に、このバトゥ・ラウィの地域は、オラン・ウル(奥地の部族)にとって神聖な場所で秘めたる処です。自然環境からみても生物の多様性の豊か

    先日にも述べました様に、このバトゥ・ラウィの地域は、オラン・ウル(奥地の部族)にとって神聖な場所で秘めたる処です。自然環境からみても生物の多様性の豊かな地域で世の中に知られていないものも数えきらないほどあります。

    今日は、クラビット族の伝説を紹介しましょう。
    その伝説によるとこの二つの峰は、夫婦であり、このクラビット高原の守り神です。
    ある時、バトゥ・アポイと呼ばれる火の山がすべての生物を燃やそうとした時がありました。しかし、バトゥ・ラウィがそれを倒すため反撃し火が消えました。クラビット高原の部族たちは、感謝と崇敬の念を持ってバトゥ・ラウィを信仰しています。
    クラビット族の人々は、伝統的にバリオやバクラランなどの部落から、巡礼でバトゥ・ラウィを訪れます。
    森林(ジャングル)の中を抜け2日間の歩いての小さな旅です。
    クラビット族の慣習によれば、巡礼で彼らが最初にその山を視界にとらえた瞬間から、彼らがバトゥ・ラウィの麓に立つ瞬間まで、バトゥ・ラウィの頂の精神に背くことを恐れてその山の名前を決して口に出してはならない掟があります。過去にこの掟に逆らったかどうかは分かりませんが、この雄峰が自然発火で炎が上がった目撃が多くありました。
    雄峰に最初に登頂成功したのは1986年のことです。そのことについてまた次回にお話し致しましょう。今回も読んで頂いてありがとうございます。

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  • from: モトパシアさん

    2020年04月02日 15時37分38秒

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    クラビット高原の双峰・バトゥ・ラウィ ①

    バトゥ・ラウィって何だろう?ほとんどの日本人どころか、もちろん世界中の人々も知らない山です。地元のマレーシアのボルネオ地方の方々でもほとんど知らないと

    バトゥ・ラウィって何だろう?ほとんどの日本人どころか、もちろん世界中の人々も知らない山です。地元のマレーシアのボルネオ地方の方々でもほとんど知らないと思います。
    ですが、素晴らしい山です。知っておいて絶対に損はないです。むしろ知っておくべき場所だと思います。

    バトゥ・ラウィは双峰の岩山です。雄峰と雌峰のツインの山で、高い雄峰は、海抜2,046mで、雌峰は、1,850mの高山です。
    バトゥ・ラウィは、このクラビット高原に住むクラビット族やプナン族などこの地域に住む原住民にとって神聖な場所で聖なる山です。

    それだけでなく自然豊かな神秘の山、生物の宝庫です。
    この地域の伝説と共にこれから、一つ一つ紹介して行きたいと思います。仕事の傍らの記述などで少しづつになるかと思いますが、是非お読み下さい。

    ガイドブックには絶対にない今まで世界から閉ざされた神秘の地域を初めて語りたいと思います。

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