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マレーシア&ボルネオを楽しもう!

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  • from: モトパシアさん

    2020年10月17日 13時23分00秒

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    今だから!さらに懐かしさが増すマイガ島!

    今年は、新型コロナウイルスで自由に海外渡航が出来ないでいますね。この状態がいつまで続くか分からない毎日です。そんな毎日だから時々過去に訪れたあの村、あ

    今年は、新型コロナウイルスで自由に海外渡航が出来ないでいますね。この状態がいつまで続くか分からない毎日です。そんな毎日だから時々過去に訪れたあの村、あの山、あの海辺の景色や体験を思い出し、私ながらの小さな楽しみを味わっています。

    皆様も如何ですか?今のこの時期ではの特別な旅を味わってみませんか!

    以前に行ったマイガ島を今現在非常に恋しがっています。最後に行ったのも、もう随分前になりましたが、最近、過去の体験記を読み起こしています。皆さんも一緒にこれからの文章を通して歩いて見ませんか!

    あれはFull moon(満月),Full tide(満潮)という絶好の機会に恵まれたマイガ島での滞在でした。夜明け前という時間帯だが明るい浜辺をほんの近くにある海バジャウ族の住んでいる村へ散歩にいきました。

    波のざわめきと共にかすかだが人の住んでいる気配を感じながら、南の島の楽園を足の指に触れる白い珊瑚の砂から或は顔に吹き付ける潮風から満喫していました。遠く沖の環礁が満潮のため見えないが、僅かに白波が立つので分かります。幾重にも幾重にも白波が遠浅の海を浜辺めがけて押し寄せてきます。とてもいい気分です!

    次の瞬間、浜辺のバジャウの住居に目を向けると、もう海に目を戻す事の出来ない光景でした。どれくらいの時間だっただろうか、たぶん思ったより短かったのだろうが、素敵な光景が、しかし何でもない光景で、さらに毎日の光景の様に感じるようになりました。その時私は一瞬思いの中で、ここの住民になって何年もここで生活しるかの様に感じていました。その薄明かりの住居の中で、私は心地よい眠りについているのです。

    何とも言いようのない気持ちが込み上げ、「来て良かった!」また帰ってきて、「ここでの生活をしてみよう!」とうなずきました。潮騒の村!そこは普通の生活の存在する村、しかし、それを特別に見える私にとって憧れの「本物の楽園」だったのかも知れない!

    私はマレー半島の各ビーチやボルネオの各島々のビーチを訪れても、夜のビーチを散歩する事はめったにありません。なぜ?夜ともなれば友人、知人と共にビールのジョッキ片手にシーフードと会話を肴に楽しんでいるのです。そのため散歩するエネルギーと砂浜を歩く平衡感覚を消耗し切っているのです。

    しかし、この日は別でした。ボーイから、「今晩はフルムーンだから是非ビーチでの散歩を楽しんでみたら!」と言われていたので、ビールもそれ並みの適量で済ましていたからです。

    この前述に掲載させて頂いた「海バジャウ族のフィッシャービレッジ」へ行く前に、ぶらりと出かけた散歩でした。そこに待っていたものは、全く期待を遥かに超えていました。地上の夜の世界全てを持って来たような素晴らしい景色が待っていたのです。

    夜のマイガ島の浜辺は、その素敵なムーンライトで昼間とはまた違った別格の楽園を演出していました。この写真からその一端が感じ取って頂ければ光栄です。そして、潮騒の音とさわやかな潮風、その潮風に揺るがされるヤシの葉音を加えて頂けばマイガの浜辺に、その月光下にあなたがいます。世界で一番安全な島での時間をあなたにも味わって頂きたいです。費用は?日本からの全ての経費は日本の国内旅行より安いです。事実です!
    ボルネオ・サバのセンポルナの島旅からのメッセージをこれからも続けて掲載させて頂きます。

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  • from: モトパシアさん

    2020年10月08日 13時50分35秒

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    ボルネオには、自慢の香りを放つランが星の数ほどあります!

    野生のラン(原種)は、様々な香りを放ちます。私達人間にとって、それが快いものかとても不愉快なものかに関係なく、その種の蘭と関係のある虫(蝶や蜂)が活動

    野生のラン(原種)は、様々な香りを放ちます。私達人間にとって、それが快いものかとても不愉快なものかに関係なく、その種の蘭と関係のある虫(蝶や蜂)が活動する時間に合わせて放ちます。

    ですから、ある蘭は、朝方と夕方の比較的涼しい時間帯に。あるものは、暗くなった夜中にその香りを放ちます。私達がよく知っている、カトレア、デンドロビウム、シンビジウムの仲間は、本当に素敵な心地良い香りを放つものが多いです。


    しかし、皆さんの良く知っているものの代表は、バニラではないでしょうか?バニラもランの仲間です。けれどバニラは、その花の香りがあまり感じられないのです。バニラの花は、緑黄色のろう質の花を房状につけます。開花時間はたった半日だけです。そして、その短い開花時の間にオオハリナシバチ属の仲間に飛んで来てもらって、媒介役を果たしてもらいバニラビーンズと呼ばれる果実を作るのです。

    ところで、この生のバニラビーンズは味も香りもありません。手間のかかるキュアリング(乾燥熟成処理)という過程を経てはじめて、独特の香りと風味を持つバニリンを発散するようになります。だから、天然バニラは、とても高価です。木材パルプの副産物からとられる合成バニラより味も風味も格段上です。だから組み合わせの比率で使われている事が多いです。


    話が大きく寄り道しましたが、ボルネオには、自慢の香りを放つランが沢山あります。その一つが胡蝶ランの仲間のファレノプシス・ベリーナ(Phal.bellina)、以前はファレノプシス・ビオラセア・ボルネオタイプ(Phal.violacea,Borneo Type)と呼ばれていました。このベリーナには、マレー半島産の"ビオラセア"と呼ばれている小型の種類がありますが、ボルネオタイプと共に香りはやはり素晴らしいです。この胡蝶蘭の花は、人目を引くとても美しい紫紅色と緑黄色のコントラストが特徴です。ところが、ボルネオの山地森林でのこのランとの出会いは、本当に難しいです。しかし、開花時期だとその香りから見つけ出す事が容易になります。それほど素晴らしく良い香りがこの蘭の自慢です。
    蘭界屈指の香りの持ち主であるこの胡蝶蘭ですが、アルバと呼ばれる白花(Phal.violacea var. alba)は、中でも最高です。いつまでもその香りを楽しんでいたい気持ちにさせてくれます。まるで魔法の香りの持ち主です。

    この胡蝶ランの愛好者は、この日本を含め世界中に沢山います。その花の色彩もバラェティーがかなりあります。紫色単色から赤色単色、中心部だけ赤色で他は白色など数え切れないほどです。その香りと共に色彩も楽しめます。

    ボルネオには、この胡蝶ランのように香りが自慢の植物が、それは沢山あります。媒介してくれる昆虫類が豊富なのでしょう。嬉しい現実ですが、かなりの植物は存続状態が危機に瀕している事も事実です。いつまでも続いて欲しい魅力の大自然が過去のものとならないよう願っています。

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