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from: クマさんさん
2005/03/27 20:26:05
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道草できる地域になったら・・・
今の時代、変な大人たちに出会うことが子供たちには必要ではないかと考えている。
子供の大人体験の少ない時代。
そのおかげで、子供たちはときめきを感じ、憧れを感じる大人との出会いの機会を失っているのかもしれない。
変な大人とは、まっとうな大人だけでなく、
酔っ払いがいたり、頑固爺さんがいたり、おかしな大人がいたりしてもいいのである。
その出会いから子供たちは何かを感じ、何かにきっと気付くからである。
学校と家庭との往き帰りだけの世界観では、
これからの日本の社会を改革できる人材も生まれてこないのではないだろうか。
家庭では、私のような父親が居て。
学校では、管理教育の教師たちが居る。
昔は職員室に入るともっとえたいの知れない不思議な雰囲気のただよう大人の先生がいたものだか。
教師自体がとっても真面目にマニュアルを守る人たちが増えているので、
ここでひょんなことから人生の方向を変えてもらえる先生に出会えることもまれになってしまった。
つまり、家庭と学校だけでは、残念ながら出会う価値観と人生観とは限られているのだった。
上手くその路線に乗れる子供は救われようが、
個性的で、枠にはまってたまるものかと感じている子供たちにとっては、
なんだかゆとりの無い、単純で、つまらぬものに感じられることもあるだろうとは思っている。
既成の概念や価値観に対して、NOと言いたい子供たちにとって、
何処へ行けばその心の欲求が満足され、
自己実現を図るための自信を与えられるのだろうか。
案外、面白くて、変な生き方をしている大人の存在こそ、
そんな子供たちの夢や希望となるのではないだろうか。
人生は複線である。
人生には失敗はつきものである。
世の中が何と言おうと、自分の好きな道を全うしなさい。
当たり前の人の中に、当たり前の人としての輝きがあるんだ。
大器晩成。自分の人生の価値を長いスパンで考えていこうよ。
ということを、自分の生き方を通して語れる人生の哲学者が、
きっと地域社会には存在しているはずなのです。
学校と家庭との往復だけでなく、
途中の寄り道、道草こそ、子供たちの知恵を育て、
これからの人生にとって貴重な指針を与える手がかりがあるのではないかと最近思います。
私自身の人生の師は、やっぱりそういう変な大人たちでしたから・・・。
子供たちが寄り道や道草をしながら、
自分を育てられる地域社会が今本当に求められる時代になったようですね。-
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