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from: クマさんさん
2005/04/24 06:49:49
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国立へ家族と共に
何と昨日は新幹線で家族4人で東京に向かった。
目指すは国立競技場。対戦相手は強豪東京ベルディーであった。
長男は10年ぶり、次男坊は初めての新幹線だった。
今回の応援ツアーに参加しようと決意したのは、
妻が熱狂的なアルビファンということだけでなく、
情けない話だが、こんな理由から国立へ行くことを決めたのだ。
家族で移動。それも運転の必要の無い電車での旅は、コミュニケーションをとるにはもってこいの設定だった。
座席を向かい合わせにしていれば、いやおう無く向き合うわけだし、
弁当を広げればそこで自然に会話が生まれる。
長男は生意気にもMDなんかを聴いているが、2時間余りの旅ならば、それはそれで許せるものだった。
今回の目的はサッカー観戦であったが、私は子供たちに東京という大都会を印象付けておきたかった。
そこで、キックオフまでの3時間を使って、東京見物をさせてもらった。
上野動物園へ行った。実は、私は4年間も東京に住んでいながら、
この動物園には一回も行ったことがなかったのである。
感動、感動の連続だった。
ジャイアントパンダのユーモラスな動き、象の大きさ、インドライオンの威厳、森の哲人ゴリラたちの達観した姿。
西園へ歩いて向かった。春なのに半そでがちょうどよい暑さだった。
妻も子供たちもそのうちに疲れてきた。それでもアフリカのキリンは見たいのだ。
家族で歩いて見学する事。これもコミュニケーションをとる秘訣の一つだと思った。感動が心をつなぐからだ。
その後タクシーに乗って、東大の赤門、皇居と回った。
私が幼かったときそうだったように、東京という町並みと人々がもつ臭いに触れさせたかったからである。
しかし、長男は皇居の前でぐっすりと眠っていた。
妻は早く国立へと急かすばかり。
何のための家族サービスかと、私は少々腹が立った。
国会議事堂の前でタクシーから降り、正門前に立ったとき、
寝ぼけ眼の長男がしゃきっとして「感動した」と言ってくれた。
国立までのタクシー代4000円はこの一言だけで高くはなかった。
日常の生活を離れた感動体験。
私たちのように会話が少なくなった家族には大切な事と思った。
アルビは惜しくも引き分けに終わった。
何と我が長男は新潟から愛用のサッカーボールを持参して、
国立競技場でリフティングをしてきたのである。
サポーターの中に入り必死に応援していたらしい。
非日常の感動体験。
「また東京に遊びに来たいなぁ」と言っていた。
もう一つ「東京には住みたくないなぁ」とも言っていた。
故郷を離れて分かるよさがある。それだけでも来た甲斐があったようである。-
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