サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
-
from: クマさんさん
2006/02/11 16:46:06
icon
一週間のご無沙汰でした
火曜日の夜、WSの打ち合わせが公民館であった。
集まったスタッフと公民館のお二人、
そして今回のファシリテーターのIさんの7名だった。
何のためにこの会をやるのか。
自由に参加者が語り合う中で見えてきたものがあった。
一つは「人のためにやっているのではなく、自分のための活動なのだ」ということだった。
一人暮らしの老人が山ノ下には多くなってきた。
そして、老人の引きこもりも問題にはならないが多いはずである。
独居老人の孤独紙などの話を聞く。
あるひとから聞いた話だが、そんな引きこもり老人たちをなんとか社会に引き出すことが、
今は大切な町づくりの活動のひとつなのだそうである。
老人の姿は、私たち親父たちのいつか行く道なのである。
そんな人たちにももう一度地域の行事や活動に顔を出してもらい、
自由に楽しく交流できる場作りを私たちがすればよいのだ。
その結果、この山ノ下では老人の社会参加が増え、
お互いに助け合える関係作りが育つはずであった。
まず何よりも地域住民がお互いに知り合うことこそ大切なのだ。
そんなかかわりあいのきっかけを私たちがやろうではないか。
それが、参加したスタッフが到達した一つの共通理解であった。
二つ目は、「地域コミュニティと横文字で表現するが、
日本には本来このコミュニティはご近所で存在していたのだ」
つまり、私たちがやろうとしている町づくりは、
「ご近所の復活・復興」・・・ご近所ルネッサンスなのである。
「オールウェイズ」という映画がロングランを続けている。
昭和30年代初期の日本の下町にあったもの。
その懐かしさを味わいに人は映画館に通ったわけではなかった。
あの映画の登場人物の人情や心の機微に
日本人の日本人らしさを感じたから映画を観て感動したのだと思っている。
失われたのは心なのである。
そして、失われたのは人と人とのつながりなのである。
ご近所とはそんなところだったとみんなあの映画を観て思い出したのではないだろうか?
ブラウン管のテレビからプラズマのテレビへ。
それは一つの科学の進歩の象徴であろう。
しかし、日本が進めば進むほど、
何だか人間らしい温かさが失われていくような気がする。
ご近所って私たち40代後半の人間にとっては何であったのか。
60代の団塊の世代にとっては何だったのか。
もう一度分析しなおし、
手作りの良さの味わいのある時代に回帰してもよいのではないだろうか。
つまり、私たちが取り組もうとしている町づくりの目指す先には、
あの「オールウェイズ」の描いた世界があるのである。
Iさんが言っていた。「昔あったんだよね。」
「新しく作るんじゃないんだよね」と。
どうだろうか、心の郷愁の世界。
そんな町を復活・復興させる意義は大きいのではないだろうか。-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
icon拍手者リスト
-
コメント: 全0件