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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2006/02/24 22:57:06

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    私にとっての町づくりの基本

    私が、こんな町づくりに参画するようになったのは、
    豊栄市の太田地区に勤務することになってからだった。
    福島潟という自然を守るために「ネットワーク福島潟」の人たちが活動していた。
    私は、環境教育を推進するために、この会のMさんにお願いして、
    環境教育のプログラムを共に創ってもらった。
    福島潟は日本最大のオオヒシクイの越冬地である。
    また、オニバスの北限としても有名な潟である。

    広大な潟は、国営干拓によりすっかりと姿を変えてしまったが、
    この小潟には太田地区の先人が築いた私費干拓の田んぼが存在していた。
    私は、太田とかかわり、太田を深く調べることで、
    こんな面白い地域は無いのではないかと思うようになった。

    そこで、自費干拓をした先駆者である伊藤幸一郎氏の伝記をまとめた。
    当時は、まだご存命で、私は彼にインタビューをしたことが今でも誇りに思っている。
    その伝記は、彼の日記から起こしたものである。
    77名の土地の所有者の意見をまとめ、
    自費干拓に邁進した彼のリーダーシップに感動したものである。
    太田には、干拓魂である「拓魂」の碑が残されている。
    反主流の中で自分たちのアイデェンティテーを貫いた人たちの生き様がこの地域にはあった。

    その土地を生き抜いた人たちと出会うことは、
    その土地の人たちを知ることでもあった。

    こんな大人たちの総合学習こそ、私たちの町づくりの基本ではないだろうか。
    つまり、自分の住む町の独自性と存在感とに気付くことで、
    私たちは始めてわが町を、我が村を誇りと感じるのではないだろうか?

    このおらが町、おらが村という意識が無い限り、
    人は町づくりにはけっして参画しないものだった。

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