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from: クマさんさん
2006/03/04 15:07:58
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栗の木川の改修工事
念ずれば通ずる。
栗ノ木川はフェンスに囲まれた川である。
片側はガードレールだけであるのに、
右岸はずっとフェンスで仕切られていた。
金網越しに私たちは川面を見るのである。
ニ〜三十年前に、この川で二人の中学生が亡くなっている。
川に落ちて、水死したのだそうだ。
この悲しい事実を忘れないようにと、公園には石碑が建っている。
その時、市がこの川の右岸を全面的にフェンスで囲ったのである。
もちろん矢板護岸のこの川は、落ちたら危ない川でもあった。
しかし、子どもたちが総合学習で川に取り組んだ結果、
この川と親しむ場所が欲しいという願いと想いとが生まれたきた。
板合わせという舟をつける場所や、魚釣りを安全に出来る場所も欲しかった。
危ないから近寄れぬ川ではなく、
安全にもっと環境学習や自然体験のできる川にしたかった。
市民で構成している、通船川・栗の木川再生市民会議でも取り上げられた。
それでは、どうするか。ここからは行政サイドの問題だった。
「親水護岸の空間を作ろう」
ひょんなことからその願いが実現することになった。
公民館で子どもたちが熱心に地域や行政に訴えた結果であるかもしれない。
予算はついた。設計図も出来上がった。説明会を行った。
地域の合意形成はできたと理解した。
そこで、先週から工事が開始されたのである。
今日の午前中、時折雪の降る中、子どもたちと地域の人たちと、
行政と工事関係者とで、工事が行われた。
芝はりと、土留めの板を貼る工事だった。
それが終わると、PTAによる手作りのトン汁が振舞われた。
念ずれば通ずる。
3年前の子どもたちの情報発信が、こうした形で実現した。
これは、何よりもの子どもたちへの教育であったと考える。
本気で動けば、何かが動く。
諦めて何も動かなかったら、何も変わらない。
だから、動く手応えを感じたことは、子どもたちにとっては何よりもの経験である。
地域の人たちが子どもたちを育てるとは、こういうことではないだろうか?
地域の子どもと大人とが共に夢をもち、その夢の実現に向けて活動する。
共感・共歓・共汗が、地域の大人と子どもとの絆を深め、
新たな地域づくりへと発展するのではないだろうか?
そんな活動を山ノ下にも。
それが私たち「やろう会」のみんなの願いと想いとであると思っている。
いかがでしょうかtanakaさん。
これからもいろいろな活動を積み重ねる中から、
いろいろなことを学んで、私たち自身の生きる力としたいものですね。-
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