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from: クマさんさん
2006/11/20 22:21:30
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私のフィールドは
土曜日は次男のサッカーの練習試合のためにアルビレッジへ。
雨の中、声を枯らしての応援だった。
いつか審判にイエローカードをもらうまで、
気合を込めて応援団長は続けると宣言している。
日曜日の午後からは陸上競技場で高校ラグビーの決勝戦。
新潟工業と新発田との因縁の決戦。
前半から押されぎみの工業が、
後半逆転を許し、ロスタイムで逆転のトライを決めた。
劇的な勝利であった。
応援席は、もちろん新潟工業であった。
熱き高校生が眩しかった。
その後、いったん山ノ下の自宅へ帰り、
テレビによるアルビ観戦に燃えた。
前半で支度をしてバスで古町へ向かう。
芸文での東京交響楽団定期公演へはせ参じた。
ここでも奇跡が起きた。
椿姫のメロディーに、私は泣けて泣けて仕方なかった。
美しい歌姫・デーバの誕生。
ベルディはオペラの天才であった。
テノールの色気と上手さには驚いた。
指揮者もフランス人らしく色彩豊かで、情感をほとばしらせ、
東響コーラスのなんとも見事な表現力に感動で打ち震えた。
この瞬間は二度とない奇跡の瞬間である。
同じものはけっして再び創られない。
まぎれもなくオンリーワンの奇跡の瞬間。
250名の出演者の心が一つになって高まったとき、
観客の感動は頂点に達した。
しかし、現実に帰れば、
全てこの感動は、私自身が演じたものではないのである。
サッカーは、子供たちが夢中でボールを追っかけている姿である。
ラグビーは、キラキラと輝く青春真っ只中の高校生であった。
そして、デーバを初めオーケストラとコーラスとは、
私ではなく音楽の神様たちのなせる奇跡であった。
それでは、私はどんなステージがあり、どんなグランドがあるのか。
親父たちも、そんなステージとグランドを大切にすべきなのだとつくづく思った。
年なのか、何故か最近空しく思うときがある。
仕事をやりながらも、これでよかったのかと思い返したり、
もっと他に生き方があったのではと思うときがある。
イフを言い出せばきりがないが、
私の魂を熱くする人々との出会いをすると、
自分という存在が少し希薄ななるような気がして仕方がなかった。
50代を目の前にして、
人生いろいろだが、
私はどんないろいろであったかと考え始めている。
これは私の山仲間がとった朝日連峰の写真である。
再び山に戻るべきなのか・・・。-
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