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from: クマさんさん
2006/12/24 09:32:37
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変わってきた親父心
最近中三の息子が落ち着いている。
勉強をしなくなった受験生であるが、
それなりに目標をねって生きているらしい。
朝起きてから、まだ炬燵の中で弟とゲームに夢中である。
「おい、おい」とは思いながら、声だけはかけてきた。
変わったのは、私の方であるかも知れない。
諦めるとは、明らめることであると教えられたことがある。
言ったからすぐにどうということはなく、
人は案外言われたことの逆な行動を選択するようである。
息子とのかかわりの中で、
私自身が誤った選択ばかり繰り返し、
それがちぐはぐな関係になってしまったとよく分かっている。
確かに彼は我がままで、幼いところがあるのだが、
それは、私がそうであったようにそうであるのであり、
私だったらそんなかかわりを父親からされたら、
彼以上にもっと短気に短期に暴発しただろうなぁと思っている。
私という親父は理性ではなく、感情の塊だった。
彼は、そんな親父としての私を冷静に分析し、諦めていた。
「父さんみたいになりたくない」と、
ぽつんともらしたことがあると、妻が言っていた。
愕然とうろたえてしまったが、
私も同じ事を中学生の頃は思っていたものだった。
親になると親という立場になってしまい、
昔自分が子供であったころのことはすっかり忘れてしまうらしい。
忘れずに覚えていたら、
共感と同意ばかりで大変な親子になってしまうかも・・・。
しかし、この共感と同意とは、
大人になっていこうとしている子供たちには、
親として大切な態度なのだと最近思っている。
「俺のこと分かってくれない」と本気で訴えられたことがある。
親としてショックだった。
彼は彼なりに考えて行動をしているのであるが、
心配しすぎな親は、親の本音と感情とで押し切ってしまうのである。
傷つけられているのは、子供の心なのだ。
「分からない」とは、心や想いとを「分かち合えない」ということである。
「あるがままに、あるがままを見よ」
書道の師の言葉である。
心を無にして、子供と対峙する。
まだまだ親父としての修行が続くようである。-
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